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「月面探険」「ドコジャン」「藪の中 新版」テストプレイレポート

クラウドファンディング中の新作「月面探険」「ドコジャン」「藪の中 新版」を、Kickstarterチームの皆さんにテストプレイ&レビューしてもらいました。この記事では、テストプレイの様子と、テストプレイ後にいただいたレビューを紹介します。

「月面探険」

全世界で20万部の大ヒット作「海底探険」がやりごたえのある協力ゲームになりました。プレイヤーは一丸となって協力しながら、月面を舞台に決死の物資回収ミッションに挑みます。磁気嵐が巻き起こり、酸素が枯渇するなか、クルーたちは生き延びることができるのでしょうか…?

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※テストプレイ用のコンポーネントで遊んでいます。

今回ミッションに挑んだクルーは、KickstarterチームのMandyさん、Harrietさん+オインクゲームズのJonathan。3人プレイの場合は、月面に散らばってしまった物資を【7つ】持ち帰ることができればミッション成功です。それぞれ「ベテラン」「ムードメーカー」「ちからもち」の役割カードをもち、ゲームスタート。

基地から離れた場所には物資が埋まっている確率が高いので、ダイスを振って軽快に進んでいく3人。「ムードメーカー」のHarrietさんはゾロ目を出すと+3アクションポイントを得るのですが、ゾロ目が何度も出て、みんな歓喜。Harrietさんの番なのに、MandyさんもJonathanも、どんなアクションをすべきかについて議論を白熱させる場面も(笑)。

途中で酸素カードがなくなり、せっかく作った酸素生成装置も磁気嵐でどんどん壊れてしまい、大ピンチに!でも、バギーに乗って早く動けるようになったHarrietさんが、他の2人に酸素カードの受け渡しをすることでなんとか切り抜けました。ギリギリで物資を持ち帰った3人ですが、結果は・・・9個持ち帰ったうち、物資は6つでした。惜しい!でも、初めての月面探険としては、とても優秀な成績です!

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なんと、オインクゲームズのコレクションに、素晴らしい中量級のゲームが追加されました。間違いなく、中量級のゲームです。深みのある戦略ゲームが好きな方にはぴったり。  月で立ち往生したプレイヤーたちが、酸素がつきる前に協力して物資を集めなければならない、協力型ゲームです。 リソースマネジメントにアクションポイント、役割まで考え抜かれています。テストプレイではもう少しで勝てるところでしたが・・・壮絶で楽しい負け試合でした。こんなにコンパクトな箱にどうやって収まってるんでしょう? みんなと一緒にプレイしたいゲームです。(Mandyさん-講談社)
ボードゲームやゲーム全般が初めての人にとっても、魅力的なゲームだと思いました。最初はルールが少し難しかったですが、同じ目標を達成するためにみんなで協力するのはすごくワクワクしました。対戦ゲームではないし、一人でも死んでしまうとゲームオーバーなので、どう動けばわからない時は、チームメンバーと一緒に決めていきました。酸素がなくなりそうなギリギリで、良い目がでることを祈りながらダイスを降った時は、すごくドキドキして盛り上がって、叫んでしまいました!ルールをマスターして、またこのゲームを遊ぶのが楽しみです。(Harrietさん-Kickstarter Japanインターン生)

「ドコジャン」

お互いのもつ5個のタイルのどこに犬を隠しているかを当て合う、ハッタリと濃密な推理を短時間で楽しめる作品。自分の犬の居場所は当てられないようにしたいけれど、当てられないように行動しすぎると逆に居場所がバレてしまうという、悩ましい状況をお楽しみいただけます。「狩歌」などで知られる椎名隼也氏(Xaquinel)と佐々木隼のコラボレーションによる完全新作です。

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※テストプレイ用のコンポーネントで遊んでいます。

先ほどの3人+オインクゲームズの佐々木&稲垣の5名でプレイ。それぞれ自分の犬が見つからないように、開ける扉の番号を宣言していきます。「1」の扉を開けましょうという提案を断って、代わりに「2」と「3」を開けようと提案するプレイヤーに、みんなが「え、、『1』に犬を隠しているのかな・・・?それともブラフ?」と、怪しむ目を向けます。

Mandyさん、自分の番が来ると、すかさず「犬の場所を当てます!Jonさんの『3』!」と宣言。Jonathanが自分の「3」のタイルをオープンすると・・・そこにはパグが!!!犬が見つかると、本人も周りの人も、なぜか皆で笑ってしまう不思議。Jonathanはペナルティチップを受け取り、Mandyさんは自分のタイルを1枚オープンすることができました。Mandyさん強い!

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すごく巧妙なゲームです。爆笑すること間違いなし。 相手の隠されたワンコを発見する楽しいゲームです。プレイするにしたがって、小さな手がかりが見つかってきて、ワンコの隠し場所を当てられるかもしれません。戦略的にタイルを隠しながら、他の人に疑いをかけましょう。心理戦でもありつつ、数字や謎解きが好きな人にはたまらないゲームだと思います。3つの新作ゲームの中で、一番笑いました。(Mandyさん-講談社)
このゲームは、よく遊んでいたメモリーゲームを思い出させます。誰かがハッタリをかけているかもしれないと思うと、犬がいるはずの扉を開けるのも怖くて、とても面白かったです。一緒に遊んだ何人かはすごくわかりやすくて、扉の番号が選ばれると、そのリアクションで犬がどこにいるかを簡単に推測できました。このゲームなら、どんな年齢層の相手とでも楽しく遊べると思うので、またプレイするのがとても楽しみです!(Harrietさん-Kickstarter Japanインターン生)

「藪の中 新版」

探偵が多すぎる町で巻き起こる、多すぎる殺人事件。探偵たちは誤った推理をした責任をなすりつけ合う…。オインクゲームズの代表作のひとつ「藪の中」が、新しいコンポーネントとルールで生まれ変わります。手触りのよい豪華なプラ製チップが封入され、前作3-4人までだったプレイ人数の幅が、2-5人に拡張。ルールもより面白くなるように、調整が加えられています。

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※テストプレイ用のコンポーネントで遊んでいます。

最後は、KickstarterチームのMandyさん、穂高さん+オインクゲームズメンバーの5人でプレイ。色は製品版と異なりますが、プラスチック製のサンプルコンポーネントを使って遊びます。自分の番には3人の容疑者のうち2枚を見て推理するのですが、考えながら、一度見たはずのタイルを何度も確認したくなってしまう不思議。その度に、テーブルにプラスチックの牌を伏せる、小気味いい「パチン」という音が鳴り響きます。

新版のルールの変更点の一つに、「最もペナルティチップを多く持っている人が、次のラウンドの第一発見者になる」というものがあり、ペナルティを4枚持っているMandyさんが、第一発見者に。2枚容疑者を確認すると、そのうちの1枚に笑顔で推理チップを置くMandyさん。Mandyさんの見なかった1枚に「5」があるのを見てしまった稲垣は、「ペナルティの多いMandyさんはみんなを嵌めようとして、小さい方の容疑者にチップを置いているに違いない」と考え、Mandyさんの推理チップの上に自分の推理チップを置きましたが・・・その推理はハズレ!!容疑者の推理と、他のプレイヤーの思惑の推理が重なり合い、ますますジレンマが大きくなっていました。

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「 藪の中」は、テーマが好きなのと、友人と一緒に遊ぶととても楽しいので、私のお気に入りゲームの一つです。新版では、多くの素晴らしい変更があります。 コンポーネントがアップグレードして、触り心地がよく持ちやすくなっています。スコアポイントの獲得方法とゲームの終了条件が新しくなり、より魅力的に、現代的になっています。 大好きです! 製品版をプレイするのが待ち遠しいです。(Mandyさん-講談社)
「藪の中」で初めてオインクゲームズのゲームをプレイしましたが、とても気に入りました。ルールは簡単で、すごく楽しくて、友人や家族と遊ぶのにぴったりなゲームだと思います。メカニズムがすごくよく考えられていて、最高傑作だと一瞬でわかります。みんながお互いに騙し合い始めると、すごくエキサイティングです。対戦相手を押しのけて、1位を目指しましょう!(穂高さん-Anchorstar)

Kickstarterチームの皆さん、3つの新作を遊んでくださり、ありがとうございました!

上記3つの新作のクラウドファンディングは2/27(土)13:00まで行っています。皆さん応援のほど、よろしくお願いします。

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