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生きにくさが生む魅力

まだ口にも態度にも出して
いない相手の気持ちを察する。

人と関わる以上、誰もが
自然としていることだけど、

その見えない聞こえない気持ち
を察して「どう受け取る」のか。

置かれた状況や立場、
相手との関係性もあるし、

なかには、自分にとって
都合が良ければ対応しよう・・

そう思う人もいるかもしれない。

たしかに、隠れた気持ちは
まだ誰に届けられる予定もなく、

知らない振りをしても、
冷たい人にも悪者にもならない。

ただ扉の前ですれ違うように、
黙って通り過ぎることだってできる。

どあ1

だけどHSPの傾向があると、
そんなことを頭で考えるより先に、

隠れた気持ちに気が付いた瞬間、

まるで自分のことのように、
同じ感情を体験してしまうときがある。

きっと相手の思いを感じるとき、

自分の感情の引き出しも意図せず、
開放してしまうのかもしれない。

悲しかった、つらかった、嬉しかった・・

あのときわたし、どうして欲しかったかな。

そう思うと、どんな相手であれ、
黙って通り過ぎることができなくて。

直接声を掛けることが難しい間柄でも、

どんな形でも少しでも、出来る限りの
応援をしたくなってしまうのだ。

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この頭より先に心で感じる感覚は、
賢い生き方ではないかもしれない。

実際HSPの多くの方が、
日々生きにくさを感じている。

だけど・・

誰かの苦しみに気が付いたら、
迷わず手を差し伸べることができる。

今まで繊細に色々な感情と向き合い味わい、

生きにくさから築き上げた
深い愛情は人生そのものであり、

それが人間としてどれだけ豊かなことか。

苦しみ葛藤してる最中は、
気が付けないかもしれないけど、

その複雑さこそが、あなた
オリジナルの魅力であり強み。

だから、そのままの感覚を感じて、
ただ一緒に生きていくだけで大丈夫。

あなたの繊細さが築き上げた

深い愛情を、人生を、

愛せる日が必ず来るから。

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この個性があっての人生。

嫌なこともあるけど、
嫌なことだけでもない。

今日も頑張ったね
って自分を褒めてあげよう。

誰かを気遣うように、

自分の中にある隠れた扉にも
たまに立ち寄り、寄り添ってあげよう。

愛はずっとここにあるよ。

またね。


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