底辺ヲタがアラサーになって恐れていること

ゆるキャン△2期が生き甲斐のおいもです。すっかり涙腺が弱くなって、まっさらな彼女達の日常を覗いていると自然と涙が出てきます。

さて、今日は薄給無能・実家暮らし・ド陰キャコミュ障と底辺要素を兼ね揃えたアラサーゆるヲタの私が恐れていることについて書きます。
Twitterなどでもよく見かける意見ですが、それは「オタクでいられなくなってしまうこと」です。一時期「脱オタしたい!」と思っていた頃の自分からしたらオタクでなくなってしまうことが怖いなんて信じられないと思いますが。まず、そもそも何故オタクではなくなってしまうことが怖いのか、次に何故オタクでいられなくなってしまうのかについて自分の今の思いを残しておこうと思います。


1.オタクじゃなくなる=アイデンティティの喪失


多趣味だったり友達がたくさんいたりパートナーがいたりと、気持ちを向ける先・依存先がたくさんあるオタクがオタクで無くなっても大した問題は無いと思います。しかし、自分が自分たり得る要素の大部分が「オタク」で形成されてしまっている私のような人間の場合、オタクじゃなくなる=アイデンティティの喪失となります。よくある物語の主人公であれば自分を見失い危機に陥っても、努力や仲間達の力で壁を乗り越え最後にアイデンティティを取り戻してはっぴーえんど、となりますよね。しかし現実はそう甘くないので、私がオタクでなくなったその時私は「オタクだった何か」になってしまいます。オタク自体も決して人に誇れる趣味ではありませんが、何もないよりは何かあった方がいいです。

2.気力の衰えと迫りくる現実

では何故オタクでいられなくなってしまうのではと感じているのか、理由は2つあります。1つは気力の衰え、もう1つは年を重ねるごとに突きつけられる厳しい現実です。
気力の衰えについては説明するまでもないと思います。年をとるにつれて元気が無くなり、オタク趣味に対して以前のように燃えるような情熱を向けることが難しくなっています。まだ30手前でこんな状態なので40歳になる頃には無気力な廃人になっているかもしれません...。
加えて、年をとると二次元にかまけてばかりではいられなくなります。既に友人の大半は既婚、未婚の友人も結婚前提のお付き合いをしている子ばかり。もしくは仕事に身をいれて毎日遅くまで頑張っている友人もいます。普通に生きている友人達が恋愛や仕事で自己実現している中で、自分だけは学生の頃から何も変わらず二次元に現実逃避しているのです。すると、だんだんとオタク趣味を楽しんでいても罪悪感を抱くようになります。実際問題、私は二次元に浸っている時間があるなら資格取得に励んだり、アラサーに見合う社会経験を積んだり、一人暮らしに挑戦してみたりしなくてはならないのです。
子どもを守る大人ってカッコいいと思っていたカカシ先生の年齢を気がつけば追い越し、溢れる大人の貫禄と余裕!と憧れの気持ちを抱いていたマスタング大佐とは1,2歳差まで来てしまいました。良い年して何も守るべきものがなく自堕落な生活を送っている自分が恥ずかしくて彼らに顔向けできません。

学業や部活動に励み、放課後は友達とタピ活したりカラオケに行ったり、将来のことなんかまだまだ何も考えずに毎日楽しくすくすく過ごす。そんなJKに私はなりたい😇