【START LINE OSAKA】 サービスデザインを実践で学ぶ!STARTLINE Collegeイベントレポート
【START LINE OSAKA】は学生や25歳前後の若手人材を対象に、自分にあった働き方を模索する中で「起業」という選択肢を増やすきっかけを作るためのプロジェクトです。
3日間にわたり実施するワークショップ「START LINE College」では、企業から出されたテーマに沿ってサービスデザインの手法を学び、提案アイデアを作りあげます。
今回は老舗化粧品メーカーの桃谷順天館さんにご協力いただき、「桃谷順天館の研究技術を使った、美と健康に関する商品・サービスの提案」というテーマのもと、参加者は興味のある技術を選び、ターゲットを絞るところからどんなアイデアにするのかを考えました。
Day1 企業と技術について知り、アイデアだし!
初日は、桃谷順天館さんより企業説明と今回ご提供いただく3つの技術についてご説明いただきました。ご提供いただいたのは「モイストファイバー」「フローラコントローラーISR」「口腔細菌に注目した技術※名称未定」の3つの研究技術です。
参加者は3チームにわかれ、この研究技術を使い「美と健康に関する商品・サービスの提案」に向けて、誰のどんな課題を解決できるのか、付箋を使いアイデアブレストを行います。どんどん自分の言葉でアイデアを出していくことにより、テーマがより「自分ごと化」していくワークになりました。
Day2 フィールドワーク実践演習!
2日目は、サービスをデザインしていくにあたり必要なリサーチの1つの手段としてフィールドワークについて学びました。
グランフロント大阪内にあるナレッジキャピタルさんにご協力いただき、コミュニケーターさんによる施設案内(ナレッジキャピタルツアー)を行いながら、「コミュニケーター」に焦点を当てた演習を実施。
実施後は、それぞれの印象的な場面を書き出して共有し、サービスエコシステムについて学び、最終発表会に向けて提案の方向性を話し合いました。
Day3 最終発表会
Day2以降、チームごとにフィールドワークを行ったり、夜にメンタリングを受けたりしながらアイデアを形にしていき、約3週間後に最終発表会を迎えました。
最終発表会の審査員には、桃谷順天館取締役会長 藤本 氏、事業戦略本部 妹尾 氏、株式会社MEETSHOP代表取締役 前田 氏のほか、ブランドデザイン等に精通している方々をお招きしました。
各チームがヒアリングやフィールドワークを通して見えてきた情報と共に商品・サービスの提案を行います。質疑応答の時間には、メモを取りながら真剣に事業化に向けた議論をする参加者たちの様子がうかがえました。
発表会後の交流会では、審査員の方の事業や活動もご説明いただきました。自身の事業アイデアがある参加者が先輩起業家のリアルなお話を聞く場にもなっていました。
本イベントを通じて
今回のイベントに参加した方からは、「アイデーションプロセスやフィールドワークの構想方法について学ぶ事ができた」「アイデアにペルソナや課題を寄せない事の難しさを実感した」など、さまざまな声をいただいております。
大学がバラバラの人とチームを編成して、リサーチやアイデアを考える事はとても大変だったと思いますが、今回学んだ事は、起業する時にはもちろん今後、社会人となった時に役に立つものだと思います。
これから起業をめざす方は、引き続き大阪イノベーションハブでサポートを実施していきます。
イベントや起業に関する情報収集はこちらから!
大阪イノベーションハブは、起業に関するイベント等の情報発信ツールとして、この度インスタグラムを開設しました!
こちらよりフォローお願いします↓↓
▶Instagram: https://www.instagram.com/oih_official/
起業を検討中の方は、DiscordでOIHスタッフが相談等も受け付けておりますので、お気軽にご質問ください。
▶Discord:https://discord.gg/Aw4qAcnTUN
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?