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大事なのは相手への理解。「タイト文化」と「ルーズ文化」、垣根を越えて大切にしていくこと。

こんにちは。
面白い記事を発見したので、今日はそのことについて、書きたいと思います。取り上げたのは、こちらの記事です。

面白いなと思ったのが、ルールに厳しいか、ルールに寛容かを数値化して、グラフにしている、という点。

よくある街角アンケートのレベルではなく、比較文化心理学の教授 米メリーランド大学ミシェル・ゲルファンド氏のお話なので、信ぴょう性もあり、けっこう読み込んでしまいました。

そもそも、「タイト文化」「ルーズ文化」って?

ルール・規律に厳しいのが「タイト文化」
ルール・規律に寛容なのが「ルーズ文化」という考え方。

人には個性があるように、国単位で見た時にも、傾向があるというお話です。それが数値化され、グラフ化されているって、面白いですよね。

日本は、予想通りのタイト文化よりで、
逆にアメリカはルーズ文化よりの結果が出ていました。

「温暖な国は、仮に外で寝たとしても生きていけるから、おおらかな人も多いんだよね」と友人から話を聞いたことが頭にあり、温かい国は、ルーズ文化よりのイメージでしたが、気温は関係なく、自然災害や脅威にされされてきたことが多い国で、かつ領土が限定されている国が比較的タイト文化よりになることが多いようです。

一人では自然災害に太刀打ち出来ないし、大きな脅威には人一人では弱いもの。そして広大な大地であれば、移動という手段が取れますが、限定された土地では、移動は不可能ですよね。

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文化の垣根を越えて、お互いを尊重するために必要なこととは

異文化交流という言葉があるように、国が違えば、言語も違うし、大事にしていることももちろん違います。考え方、価値観、人生観、宗教、ジェンダーへの考え方、法律、憲法、上げれば切りがないほど違いがあります。

【違い】が元で、紛争や争いごとが起きているのも事実。

今回、本当に勉強になったことは、お互いに違う文化であっても、【共通点】が見つかると、一気に親近感がわき、お互いへの理解が深まるという点。

日本は宗教への考え方が寛容で、冠婚葬祭の時くらいしか触れないなー、という方も多いですが、国が違えば、モスクや教会に行くのは当たり前、という国もあります。

毎日お祈りをする習慣がある国を知り、窮屈そうだなとか、洋服への決まりや食べ物などへの制限を聞くと、大変そうだなと思ってしまいますが、個人の日記などを交換して、お互いのことを知ると、【同じなんだな】という部分が見つかり、親近感がわくそう。別々の円だったものが、少し交わる感じでしょうか。

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相互理解は人間関係を円滑にする

人、地域、国単位に関わらず、
【相手を理解しよう】という気持ちをもつこと。
そして【相手に理解してもらえるよう努力する】ということが大事ということがわかりました。

「理解して」だけでは、押し付けになってしまいますし、「理解に努めるだけ」では、一方通行になっちゃいますよね。

身近な人間関係も同じで、職場や友人、家族、地域の人など人間関係を築いていく上で、自分のことを相手に伝えるというのは、ちょっと勇気のいることですが、まずは自分から働きかけること、アクションを起こすことを大事にしていきたいと思います。

毎日青春!太田藍



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