見出し画像

OIDE STUDIOって何ですか?

はじめまして。
OIDE STUDIOの黒川です。

自分の活動を皆さんに、少しでもお届け出来るようにnoteを開設しました。

早速ですが、これまでの活動と一緒にご案内出来ればと思います。

■OIDE STUDIOって何ですか?

OIDE STUDIOは建築設計事務所です。
駆け出し者ですが、組織設計とアトリエを経験し、現在は独立をして建築の仕事をさせて頂いてます。

■OIDE STUDIOは何がしたいの?

隈研吾さんや伊東豊雄さんのように大規模の公共建築も素敵ですが、自分は小規模な建築に起きる「ヒトと建築とマチの関わり方」に関心があります。

独立する時に決めた理念として「ヒト、建築、マチが寄り添い、その場所に行きたくなるような仕組みと場をつくる」です。
これを目指して日々の建築活動に落とし込める努力をしております。

自分の携わった建築で住んでいる方、働いている方、遊びに来ている方などが皆様に「おいでよ!」と言ってもらえるような事が出来ればと思っております。

■OIDE STUDIOはこれまで何をしたの?

はじまりの建築として墨田区京島にある長屋をリノベーションしました。
踏切に近いことから「踏切長屋」と名付けております。

踏切長屋の居間 撮影:福島直樹さん

ここは一階にカフェ、建築事務所兼コミュニティスペース。二階はシェアハウスで構成されております。

一階カフェ 「off coffee.」 撮影:すみだノート


一階建築事務所兼コミュニティスペース

プロジェクトとして、自分が建築の本当を知る為に自身が設計、施工、建物の管理運営に携わりたい要望をオーナーさんに説明し実行する事が出来ました。

左官の様子
改修前の様子 the民家

改修は流石に素人の自分一人では到底出来ないので大工さんと一緒に進めましたが、建築をつくることは、お施主さん職方さんなど沢山の人が関わり協力して出来ていると現場にずっといたことで、肌でわかった事です。

工事を見に行くだけの内容では、ずっとわからないままだったかもしれません。

独立して自分の仕事に責任を持つ事がどんなに大変か現場に教えてもらいました。

■ただ住むだけではない。豊かな暮らし

これはよく言われる話ですが、人付き合いの希薄化が進んでおり、隣に住んでいる人がどんな人かもわからないような事が当たり前のようになりつつあると感じます。

踏切長屋の設計段階では、住人同士が確立したコミュニティーを形成して豊かさな暮らしを自分達で得る事が出来るのか考えてみました。

工事と同様、建築に起きている本当を知る為に、自分は竣工後もシェアメンバーと共に生活を送ることを選択し、設計で上げている理想像を実際に出来るのか実行してみました。

まずはシェアメンバーがまちに溶け込んで、まちに行動を起こせること。
次に近所の方と交流が出来て、住人がちゃんとまちに暮らすこと。
を課題としました。

課題は幸いにも、自分よりも遥かに学生達の自発的な行動で達成出来ました。
社会人の方と一緒にイベントを計画して実行したり、近所のおじいちゃん、おばあちゃんと仲良くなったり、「まちに暮らす」ことが、こんなにも豊かなことかと実感しました。

自分自身はマンションだらけのまちに住んでいたので、こういう暮らしが出来ることは自分にとっても嬉しいです。

実家が中華屋さんなこともあり、小さい頃から従業員さんやお客さんに面倒みてもらった感覚が何処かにあって人との関わりが好きなのかもしれません。

少しばかり人見知りですが笑


居間の風景 撮影:福島直樹
浅草車輌製作所さんと共同でクリーンアップ運動


裏のおばさん監修の元、隣地空き地の草むしり
カフェにてまちの歴史を語るおじいちゃんの会
節分では鬼になって豆まき

■終わりに

今回は自分の事と処女作である踏切長屋について簡単ではありますが、ご紹介させて頂きました。

それらしいことを初回の記事に起こしましたが、今後も建築のことやマチのこと、たまには趣味のことをそれらしく上げていけたら思います。

目標は地方で活動してOIDE STUDIOまちのヒーローとなれることに努めて参ります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?