あめつちの便り「土の音」🌼 【鉄釜 石焼いも&ストーブ焼いも】

あめつちの便り「土の音」🌼
【鉄釜 石焼いも&ストーブ焼いも】

熱っつ~「フーッ❗」

ホクホク感と自然な甘さがなんとも幸せな一時をもたらします。

オカリナ工房では、長年重宝する「石油ストーブ」(震災・停電時には最強)の上に載せて焼くのが主流。

また、折々に母譲りの「鉄釜」で【石焼いも】を作ります。

☆【鉄釜 石焼いも&ストーブ焼いも】
https://youtu.be/WyhHbDiXO5g

「い~しやぁ~きいも~、おいし~い~おいも~、ホッカホカ~のおいもだよ~」と、独特の節回しで呼びかける声は、晩秋から冬の風物詩。
皆さんの所には残っているでしょうか?

「ピィ~ィ~」と鳴らして通る【石焼いも】売の音さえ、今はあまり聞こえませんが、これは芋焼き窯に取り付けた笛が、排ガスの圧力で鳴る仕組みです。

音に誘われ買いに出ると、ほくほくの【石焼いも】を 新聞紙にくるんで渡され、湯気が立ち上る芋をフーフー息をかけつつかじりついたもの。

今回は この「鉄釜」に、なんと兼六園ゆかりの小砂利を入れ、そこに加賀伝統野菜「五郎島金時芋」を埋めこみ、ガス火で調理。
名付けて【鉄釜 兼六の石焼いも】❗

ちなみに「五郎島金時芋」は、石川県金沢市の五郎島・粟ヶ崎地区や内灘砂丘で主に生産されるサツマイモです。

サツマイモはご存知の通り「ビタミンC」含有量は芋類ではとても多く、しかもでんぷんに包まれているため比較的熱に強く壊れにくい特徴があります。

食物繊維の含有量も大きく、過剰なナトリウムを吸着する水溶性食物繊維と排便を促す不溶性食物繊維の両方が含まれているスーパー機能食品。

皮にはポリフェノールであるアントシアニンとクロロゲン酸が含まれており、抗酸化作用によるアンチエイジング効果も期待。

かつて、トンガ王国~サモア~フィジーなど、ポリネシア島嶼諸島の【食生活と健康長寿】の調査を行った際、伝統的な主食「芋」と豊富な「野菜類中心」の副食が、慢性病者が少ない主因だった。

今の日本では、コロナや新型コロナなどから、しっかり自衛することはモラルであり、義務とさえ言える(マスクの問題では無い)。

免疫(バランス)力を維持しパワーアップする【未精白穀物・菜食中心+玄米酵素(ハイ・ゲンキ)といった、優れた伝統的酵素食品】を摂る必要性を痛感してやまない。

■〈「石焼いも」の仕組みと原理〉

釜の底に小石を引き、その上にサツマイモを乗せ釜の下から過熱すると小石から遠赤外線が放射されます。

遠赤外線は容器内で反射しサツマイモの表皮1ミリ付近で吸収され、デンプンなどの分子の振動で摩擦熱も出ます。

遠赤外線加熱からサツマイモの表皮付近の温度は250℃に達し、水分は急速に蒸発。

でもサツマイモ内部は水分を損なうこと無くゆっくりと加熱され、内部の温度が60℃になると、デンプンが水分を吸収し糊化。

すると、サツマイモに含まれるβアミラーゼ(デンプン分解酵素)が、糊化したデンプンを加水分解し麦芽糖に変えるので、通常の焼き方より甘く美味しくなります。

ちなみに、糀を使わず、お米とサツマイモの絞り汁を原料とし、奄美大島に受け継がれる日本の最も古いお酒【ミキ(神酒)】は、サツマイモの「酵素」の働きを応用して造ります。

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あめつちの便り【土の音】
(食育のグリーンノート & 土の音工房)
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