コロナで鬱々としてる人は亡者を見ろ※アニメ感想


リアルのではないです、「ゾンビランドサガ リベンジ」を見てください。

毎話最終回かってくらい泣いてます。悲しいから切ないから、というより元気がもらえます。

「ゾンビランドサガリベンジ」は「ゾンビランドサガ」の2期ですが、「リベンジ」のほうがより【諦めない】ことのかっこよさを描いた作品だと思います。

【諦めないこと】はこのコロナ禍に一番親和性が高く、大事なことではないか。そうリンクできるからこそ、元気がもらえるのです。

以下、ネタバレが若干あるので、ここまでで気になった方は是非配信等で先に視聴しに行ってくださいな!(今ならAbemeで無料です)

ゾンビアニメでもアイドルアニメでもない

「ゾンビランドサガ」はゾンビアニメとも、一般的なアイドルアニメとも違う、まあ、なんだ…その……神アニメじゃーーーーーい!!!!(幸太郎節)

キラキラアイドルかわいい!というイメージではなく、かっこいいんです。【諦めない】姿が。かっこいい女子しかでてこない。OPからしてそうなんですが。まあまあOPだけでも聴いてみてくださいよ


プロデューサーである幸太郎が、ある「爆死」によってフランシュシュの活動を【諦めて】しまうところから始まった2期だからこそ、メンバーのレジリエンスが目立ってる。

1期は「死」という絶望からメンバーを押し上げていく幸太郎という構造で、2期は絶望した幸太郎をメンバーが引っ張っていくところから始まる。

特にさくらは自分の運の無さから「何をしても無駄」と学習性無力感を抱えていて、それに対し幸太郎は「俺が持っとるんじゃーーーい!」と叫ぶ圧倒的光っぷりだったので、そのさくらに喝を入れられるというのがもう、胸熱展開。


メンバーそれぞれも、居場所を失ってからの奮起レジリエンス、窮地に立たされてからの機転レジリエンス、自信を失いかけてからの断固レジリエンス…毎話毎話諦めることをしない。かっこいい。


6話のたえちゃん回は一見日常回に思えるんですが、あのまったく意思疎通できずにただメンバーを追いかけたり噛んだりしていたたえちゃんが、

「おつかいをして(迷子にならない)」

「墓参りもして(自分の供物だけ食べてる)」

「いろんな人と自分なりにコミュニケーションができて(お礼も言えてる!)」

めっちゃ成長してる!!!


1期から見てると、徐々に表情が出てくるので「おお感情がある〜」って嬉しくなっていたんですが、ここまで成長していたとは…

1期で印象に残ってるのが、歌えないたえちゃんに、さくらが「コケコッコーだけ一緒に言おうね」と声をかけるところ。

「歌わなくていいよ」と【諦めない】で、たえちゃんにもできることを考えて対応している、めちゃくちゃ優しさを感じるシーンです。

2期のストンプもそうですが、メンバーがそうやってたえちゃんとのコミュニケーションを【諦めなかった】からこそ成長できたのかもなぁと感慨深いです。


私にとってはこのアニメが「光」だった

ちょっと気分が落ちている時でも、ギャグテイストなので笑えるし、毎回メンバーのレジリエンスに影響されて自分も元気がもらえたような感覚になります。

楽しみを奪われたのなら、新しい楽しみを見つければいい。マリアとミサみたいにね。

諦めない is かっこいい

諦めて陰謀論に傾倒したり、ノーマスク信仰したり、BBQしたり、絶望したりせず、私はこれからもエセ科学と戦いながら、諦めずに対策をしていきます。

「だから私は、このコロナ禍を生き抜きます!」


7話、リアルで「生きたかった人もいるんだよ」と諭されるより、心に響いた言葉でした。

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