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劇的じゃない人生ならいらない

日曜日の夜ですね。こんばんは。
どうです?死にたい気分ですか?
私は死にたい気分です。

バッドな気分から抜けられず、メンタルクリニックデビューしてきたのですが、めでたく適応障害の診断をいただきました。
たっかい診察代を払って、気分のアガる薬と睡眠薬をいただいてきましたよ。
病名さえ分かれば少しでも晴れやかな気分になれるかと思っていたんですけど、どうやら浅はかな考えだったようです。いま私、余計に死にたい。

適応障害とはなんぞや、と思って軽く調べてみたんですが、鬱病の前段階って感じでしょうか。
好きなものにやる気が出せるなら適応障害、好きなものにさえ興味が持てなくなったら鬱病、らしい。
私は適応障害なのでこの土日に大好きな作品のイベントに参加してきました。

遠征だったので現地に一泊してきたのですが、なんとランダムグッズ交換の為に当日SNSで繋がった方と、2日目の観光にご一緒させていただくという、陰キャコミュ障の私にとっては奇跡のような出来事が起きました。大満足!幸せ満点!楽しい嬉しい100%で帰ってきたはずなのにもう死にたい。意味わからなさすぎて、はぁ?って感じですよね。着いてこれるかな?私の感情暴走列車に…。

出会えた方がとってもいい方だったから、単純に淋しくなってしまったのもあると思うし、明日月曜…仕事…の気持ちも原因だと思います。でも今回は私の拗らせ人生観が根深い原因になってるような気がするんですよね。

今回参戦したのはとある漫画作品のイベント。史実を元にしたファンタジーで登場人物達の繊細な感情描写とドラマティックなストーリーが魅力。私も夢中になって追いかけた、大切な思い出の作品です。

史実をベースにした作品の何が厄介かって、彼らの人生が実際に存在しているかのように感じられてしまうんですよね。その結果、自分の人生と比較して勝手に落ち込んでしまう。私の人生は当然、物語になるような劇的な展開は全く無いので。

あーあ、私も彼らと旅をしてみたかったな。なーんの役にも立たないだろうけど。推しキャラと恋愛してみたかったな。実際には私になんて見向きもしてくれないだろうけど。

私の人生には推しキャラの彼はいないし、信頼できる仲間もいないし、命をかけられるような人生の目的もない。
私の大好きな作品の中の彼らは、それぞれの目的の為に傷だらけになってのたうち回りながら、幸せになったり不幸せになったりしている。それなのに私ときたら…。

きっと私、死ぬ間際に「なんてつまらない人生だったんだろう」って思うよ。そんな人生しか歩めないなら、そもそも生まれてこなきゃよかったなあ。
「自分は特別な存在だ」っていう身の丈に合わない勘違い、いつになったら捨てられるんだろう。大好きな彼らと旅ができないなら、私の人生に価値なんてないし今すぐ死にたい。

という気分を誤魔化す為に睡眠薬飲んでさっさと寝ます。起きた時に、推しキャラにでろでろに甘やかされながら、みんなで大冒険を繰り広げる世界に転生できてたらまた報告しますね。

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