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八島太郎展


世界的絵本作家・八島太郎が、地元吹上浜を舞台にした作品「海浜物語」を出版して40年(日本語版の出版が1983年)。今年の夏にNHK日曜美術館でも取り上げられたのですが、地元の関心がものすごく低く、悔しい思いをしています。

明日(23日)、八島の没後30周年祈念 限定復刻版の「海浜物語」完成披露会が吹上砂丘荘(鹿児島・日本)で行われます。限定復刻版は披露会に参加した方へ配布されますが、会費が12,000円と高額で、私は、ごく限られた方しかお誘いすることが出来ませんでした(Facebook等、web上での告知はしました)。
2年ほど前から復刻のお手伝いをしていますが、紆余曲折あってようやく完成に辿り着きました。オリジナルと見紛う程の出来栄えに胸を撫で下ろしているところです。


限定復刻された「海浜物語」


明日の完成披露会には、全国から宿泊を兼ねて参加する方達がいらっしゃいます。設営の合間に何名かの方(八島の研究者など)とお話しすることができました。

明後日(24日)から28日(金)までは、遺作遺品展が吹上砂丘荘のロビーを中心に開催されます。こちらはどなたでも無料で鑑賞できます。
八島太郎資料事務局の山田美穂子さんは、「海浜物語」に登場する舞踊学校の先生で、これが最後の展示になるとおっしゃっています。

渡米して故郷・鹿児島を見つめながら描かれた絵本には、圧倒的な情報量が詰まっています。
是非、この機会にご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします

吹上砂丘荘

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