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20061129藤浩志さん+タイムトンネル


現代美術家の藤浩志さんがはるばる福岡からタイムトンネル(私のアトリエの呼称)にやってきました。到着するやいなや、外観、内観をじっくりと記録〜大喜びされている様子を見て、こちらも嬉しくなってしまいました。藤さんとのお付き合いは(東京に住んでいた)1998年、福岡のミュージアムシティプロジェクトからです。その翌年、水戸美術館でのプロジェクトにも参加させて頂きました。(ここではバクのキャラクターやフライヤーを考えました)鹿児島に越してからも不思議なご縁は続き、先日もKTS主催のアートマーケットで審査員としてご一緒したばかり。
今回は、来年宮城県のえずこホールで行われる「十年音泉」(テンネンオンセンと読みます)と題された音楽劇についての打ち合わせでした。子供達の描いた絵を参考に、僕がポスターにまとめる事に。藤さんの話題は、このプロジェクトの話に始まり、地域活性化のためにどう行動するべきか?という流れに。短い時間ではありましたがいろんなお話しを聞くことが出来ました。

20201219 追記

藤浩志さんは現在、秋田公立大学で教授をされているそうです。この頃から、自分も地域活動について(少しだけ)関心があったことが読み取れます。自分の場合は本業のイラストがあるために、きちんと取り組むことが難しかったんだと思いますが、藤さんの場合は、本業という考え方自体がないような気がするんです。それが美術であっても、そうでないにしても、胎動を感じたらそれを表現活動にしてしまうというか・・・。最後にお会いしたのは2012年の年始だったと思います。震災後、何をすべきか?という話を少しだけした記憶があります。また、どこかでご縁がありますように。

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