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201223 サイボーグジャガーとフォートナイトについて

画像は、僕が小学生の頃(1977年くらいか?)に買ってもらった、タカラの「サイボーグジャガー」である。カッコいいので捨てられずに、今でも手の届く場所に「いる」。当時はタカラの全盛期で、テレビCMは少年たちの心を鷲掴みにしていた。サイボーグジャガーが登場するまでは、「変身サイボーグ1号」〜敵は「ワルダー」、「少年サイボーグ」〜敵は(その名も)「宇宙人」という流れがあって、この「サイボーグジャガー」は「少年サイボーグ」が乗れる形状になっている。このあと世界観を変えて「ミクロマン」の登場へと繋がっていく。

この画像は、武器を装着した状態。他にも、野生動物の着せ替えもあった。黒豹やトラ、シェパードなどなど・・・。素の状態は、透明で、メカニズムが透けて見える。プラスチックの登場以降、素材の使いこなし方を玩具メーカーが研究に研究を重ねたのだろう、ようやく成熟してきたというか、一つの完成形として少年たちの心に響いたのであった。メカニズムといっても、全て手で動かして遊んでいた訳だから、完全なるアナログなオモチャなのだが・・・

iMacが登場したときの衝撃は、「パソコンが透明になった」という新しさだけではなく、この時代へ回帰している(しかも機能している)という懐かしさもあったのだと感じる。

そして、何故、今回この記事を書いたのか?という話に繋げたい・・・

自分は、全くついていけないのだが、小学6年と4年の息子たちが「フォートナイト」というゲームにハマっていて、今日、映画「ブラックパンサー」のスキンを購入したのであった。スキンとは何ぞや?という説明をしておくと、ゲーム内で戦うための戦闘スーツのことだ。オンラインゲームなので、自分の世代のように実体を買う訳ではなく情報を買うだけなのだが・・・。

ただ、共通しているのは、僕がサイボーグジャガーに着せたかった黒豹のスーツを、情報ではあるが息子が纏っているという点だ。

子供たちの遊び方は劇的に変わった。だけど「変身願望そのもの」は、ほとんど変わっていないのだろう。共感するのはその部分だけで、繰り返しになるがゲーム自体には全くついていけない。

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