半日ワンオペ育児をやってみた。

先日、2月24日(月)

約半日ワンオペ育児をやってみました。
時間で言うと、10:00~15:00前までです。

「半日じゃねーじゃん!」というツッコミも入りそうですが、
半日ということにしておいてください。

改めて、自己紹介をしておきます。

私、年は36歳2児の父で、長男が3歳10ヶ月、長女が9ヶ月でございます。

今は、とある地方都市に住んでいるのですが、
この日は、朝9:30過ぎまでに出かける支度を整えて車で出発。
まず、10:00ごろ街の中心街で妻をおろし、買い物に行ってもらいました。

子ども達は、特に母との別れに泣くこともなく
頼もしい限りでした。

「どこいきたい?」と聞くと、
3歳の息子が「児童館!」というので、
車で児童館へ行くことにしました。

この日は、天気が良かったので、息子は児童館の中にある広場で
砂遊び。幸いこの児童館、広場に面して小さな体育館があり、そこから広場の様子が一望できるので、私は娘とハイハイができる体育館へ。体育館へリリースされた娘はハイハイとつかまり立ちで、あたり一面をくまなく探索。娘に気を配りながらも、息子の様子を定期的にチェック。

運よくこの日は、息子と同じ保育園に通うお友達が児童館に遊びにきており、
その子と遊んでいることをいいことに、娘に注力してしまいました。
そのお友達のお母様には丁重に御礼を申し上げました。

ちなみに公園に行くこともあるのですが、遊ばせようとすると娘を地べたにリリースしないといけません。敷物を敷けばいいのですが、すぐに敷物外へ出て行ってしまうのが、うちの娘。

その点、やはり児童館というのは、大変便利で有難い場所だと言えます。
正直、ワンオペでも対応しやすい(笑)

息子が広場で遊ぶのを尻目に、娘のオムツを外のベンチで替えさせて頂きました。息子がいつ「ウンチ!」とか「おしっこ!」と叫ぶか分からないので、緊急事態を同時に二つ抱えないために、タイミングを見て、娘のオムツ替えは行っておきます。

ひとしきり遊んでお腹が空いてきたので、息子に「何食べたい?」と聞くと
「ラーメン!」と力強く答えてくれました。

しかし、時間は12:00過ぎのラッシュタイム。
ダメもとで何店舗かあたって見ましたが、どこも混んでおり、子連れですぐに食べられる様なラーメン屋を探すことはできませんでした。

そこで、致し方なく「コンビニのラーメンでもいい?」と妥協案を提示すると、結構簡単に「いいよ!」というので、コンビニでカップラーメンを買うことにしました。

コンビニの駐車場につくと、何かと神対応が多いことで知られるうちの娘さんなんですが(笑)なんとすっかり、眠りについておりました。

その間に、ラーメンと弁当を買い込み、車で食べる事にしました。
最近、助手席に座ることが大好きな息子は、ご機嫌にラーメンとおにぎりを食べてくれました。

「午後どうする?」と聞くと、間髪入れずに「児童館!」と答える息子。
午後も児童館へ行くことにしました。

そして、児童館に着くころに目が覚める娘。
神対応ぶりにいよいよ磨きがかかってまいりました。
車で赤ちゃんせんべいを食べてから、改めて児童館へ。

午後は、室内の遊戯室でおもちゃを使って遊びました。

そこで、この日一番のピンチかなと思った場面に遭遇します。
娘が泣きだしたときに、息子が「うんち!」と叫んだんです。

泣く娘を抱っこしながら、慌てて息子をトイレに誘導。

大きな個室で、赤ちゃん待機用のいすもあるトイレだったので、
なんとか事なきを得ました。

試しに娘もトイレに座らせたら、おしっこが出たので、結果オーライでした。

そんなこんなしているとあっという間に、15:00前。妻から連絡があって、児童館で合流。

10:00からカウントすると、約5時間、どうにかこうにか1人で子ども達と過ごしました。

子どもを二人以上連れて外出しているママさんたち(パパも)を
改めてリスペクトしました。

以上、

半日ワンオペのレポートでした。


で、ここからは少し振り返りと感想を述べてみたいと思います。

結論から言うと、楽しいのだけど子ども達と長時間過ごすのは本当に疲れるということです。(この日は休日だったので、夕飯も担当したのですが、夕飯後、かなりヘトヘトになってしてしまいました)


では、この半日ワンオペで得た学びはなんであったか?
最後に共有して終わりにしたいと思います。

①事前準備は子育てにおいても命綱と知る
オムツ、おしり拭き、タオル、着替え、おやつ、水筒、おもちゃ(車用)、ポケットティッシュ、除菌ウェットティッシュ、等々、抜かりなく準備しておくことは本当に大事だと思いました。こういう点に関しては、普段保育園で仕事をしている自分は有利だなと思います。

②他者(子ども)に気持ちよく過ごしてもらうための段取り=接待術
トイレ、水分補給、おやつの先手を打っておくと、子ども達は意外なほどご機嫌に過ごしてくれました。とにかく待たせない、飽きさせない工夫が重要と実感しました

③感謝の気持ちを忘れず人に甘えることも大事
この日は、運よく児童館で息子の保育園の友達に遭遇。結構な時間を一緒に遊んでもらいました。私は娘を見ていたため、友だちのお母さんにしばらく息子を見てもらいました。このお母さんの力を借りなければ、もう少し、ひやひやしたり焦ったりする場面もあったかもしれません。時には、人様の力を借りることもお互いが楽しく安全に過ごす上で必要だと思いました。

④抱っこ紐は常に腰に巻いておこう
3歳10ヶ月ともなると、その時していた遊びをやめて、急にダッシュでどこかへ行ってしまうことがあります。油断していると、見失ってしまうなんてことにもなりかねません。なので、そんな時に備えて、すぐに赤ちゃんも抱きかかえられるよう抱っこ紐はちょっと邪魔くさいけど、常に腰に巻いておくのがベターだなと思います。まあ、これはすでにやられているお父様も多いと思います。

先日、元ライフネット生命会長出口さんの記事に触れる機会がありました。

結論から言うと、育児休暇は留学に等しいというもの。

「育児休業は留学と同じと見なし、給与は全額保証すればいい。賢くなって戻ってくるのだから。そうすれば男女とも安心して育休が取れる。最初の1年間は全額保証し、その後給付を減らしていけば、人は仕事に戻る。0歳児は最も育児コストがかかるので、政府としてもその方が合理的だ。」

うーん。痺れるほどカッコいい。
ぶっちゃけて、仕事柄もあり、子育てへの思いは人一倍強い方だと思いますが、どうひいき目に見ても、子育ての経験は仕事に活きてくると思います。

特にマネージャーや経営者の方にとって学びが多いと思います。
ロジックがなかなか通用しない子どもをいかに気持ちよく動かしていくかは、実は、マネジメントそのものなんではないかと思います。

正直、企業研修で「ワンオペ研修」とかあってもいいかも
と思いました。必ずやスキルアップに繋がる事と思います。

私の願いは、「社会全体で子育てしよう」だったりしますが・・・

リンク元
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nikkeistyle/life/nikkeistyle-DGXMZO5510083031012020000000


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