共働き夫婦の夫が押さえるべきポイント~ママ時間の創出編~
ママの一人の時間を生み出す。
これ凄く重要だと気づきました。
しかもこの時間は、最初は3分でも5分でもいいんです。たぶん。
これは、以前から意識していたことですが、重要性を決定づけた出来事が最近起こりました。
私は、認可保育園で働いているのですが、
ある日、とある園児のパパとママが2人でお迎えにきました。たまたま私は園庭にいて、車から降りて園に入ってくるところをみかけたんです。
ママが先に車から降りて園の中に入ってきました。それから5秒後くらいに、パパも降りて園の中に入ってきました。
すると、ママが一言いいました。
「なんでパパも(車から)でてくるのよ。パパも来るなら、一人で(お迎えに)行ってきてよ!」
と言いました。おそらくパパとしては、一緒に行った方が子どもが喜ぶんじゃないか?とかそういう計らいだったのかもしれません。
見ようによっては、パパが気の毒に見える場面かもしれませんね。
でも、ママの言葉を聞いて、私は凄く分かるなーと思いました。普段、朝の送りもお迎えもママがやっているそのおうち。
その日は、たまたまパパが休みだったんでしょう。ママの職場までお迎えに行って、その足で園に迎えに来たんだと思います。
想像ですけど。
どこに共感するかというと、足早に車に戻ったママは、スマホをいじるなり、なんなり自分一人の時間を過ごしに行ったんだと思います。その思いに共感したんです。わざわざ2人で行く必要ないじゃんと。
「そんな短い時間で何ができるの?必要?」
と思ったそこのパパ。ずばり、奥さんがなぜ不機嫌なのか理由が分からない事が多いんじゃないですか?
お仕事をしているママは、一日に試合を2試合こなします。1回戦が仕事、2回戦が家での家事育児です。
要するに、リセットするタイミングがないんです。
なんとか仕事にめどをつけたと思ったら、後ろ髪ひかれつつ職場を後にし、保育園へ一直線。
場合によっては、そのまま子どもを抱えた状態で、買い物をして、帰宅後は、ご飯の支度にその他家事、育児、家事!
子どもが寝ない日なんて、22:00過ぎまで自分の時間が訪れないなんてざらな訳です。明日も朝早いから、24:00過ぎには寝ると考えると、自分の為に使える時間は、下手すると2時間あるかどうか。なんと一日の8%しかないんです。
10分間スマホを自由に眺められる時間があったとしたら、かなり貴重な時間なはずなんです。
なので、電車通勤の方は電車での読書、自転車通勤の方は、音楽を聞きながら。そんなわずかな時間を活用しながら日々を乗り切っているんだと想像します。
なので、世のパパ仲間のみなさん。
5分10分はおろか、5秒10秒でもママの時間を生み出せる余地があるなら、できる限り貢献してみましょう。
朝送りにいく、夕方お迎えにいく。
ゴミを集める。
さくっと洗い物をする。
オムツを替える。
着替えさせる。
食べさせる。
歯みがきをする。
絵本を一緒に読む。
なんでもいいと思います。
少しでも動ける余地があるなら、ママのために使ってみましょう。
確実にママの機嫌は良くなると思います。
そしてこの記事は、ただご機嫌を取ろうという話ではありません。メリットを感じない話には、多くの人が乗ってきません。
パパ側のメリットにも触れておきます。
人(ママ)の時間を生み出すための貢献アクションに思いを馳せるようになると、一歩仕事がデキる男になれます。
なぜなら、相手の動きを読みながら、都度判断をして、その時に最適なアクションを取ることに慣れることで、取捨選択が上手くなり、効率がぐんと上がっていくからです。
これを繰り返していると、場合によっては、サッカーとかも上達するかもしれません笑
ちょっとビジネス書っぽくなってきたので、
この辺で終わりにしたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?