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東武特急スペーシア個室乗車記

先日栃木からの帰りに東武100系スペーシアに乗ることに。
ここではその乗車した模様をお届けします。

スタートはここ!

乗車駅は下今市駅。東武日光線と鬼怒川線が分岐する駅で、当駅を発着する列車の中にはSL大樹号もあります。
最近レトロ調に駅が整備されていてかなり昭和な香りが漂う駅となっていました。
乗り込むのは16時05分発のけごん38号浅草行き。
この列車で北千住まで向かいます。

列車が入線!!

さて列車が入線です。
入ってきたのはまさかのDRC色に最近塗り替えられた編成! これには流石に興奮でした笑
ちなみにDRCというのはスペーシアの先代特急車両1720系のことで、デラックスロマンスカーとして親しまれた車両です。既に引退していますが、実は今も一部部品が特急りょうもうに使われる200系電車の足回りなどで使われてたりします笑
そんな特別塗装な車両の個室にいよいよ乗車です!

車内の様子

個室の全景はこんな感じ。
四人掛けのボックス席になっており、座席はかなり大きめに作られています。リクライニングはしませんが、充分に広く、ふかふかの座席になっていました。

室内照明はこんな感じ。
この車両のデビューが1990年ということもあり、かなりバブリーな雰囲気が漂うデザインとなっていますね。

この照明の明るさや空調などはこの操作パネルで変えることができます。
照明を暗くすると寝台車のように爆睡することもできるかも知れませんね笑

個室の入り口付近にはくずもの入れもあり、車内で出たゴミが入れれるようになっていました。
しかし乗車時には既にゴミがそこそこに溜まっていました。
もしかしたら毎便車内清掃でゴミを出しているというわけではなさそうなので入れすぎには注意かもしれません…

くずもの入れの反対側のスペースには観光情報誌が入っていました。日光や鬼怒川など目的地に着く前にこれを一読して情報収集もいいかもしれません!

真ん中にはテーブルがあり、ご覧のようにそこそこにものが置けるので、ちょっとした宴会も出来るかも知れません笑

見えた驚きの景色

車内の様子をひとしきり観察した後はビールと日光のソース焼きそばでいい状態に笑
乗った便が夕方発ということもあり、外の景色はそれほど見れたわけではありませんが、それでもいくつか見所がありました。

それがこちらの写真。
わかりますか?ちょこんと見えてる特徴的な形をした山。そう、富士山が見えたんです!
ここは渡良瀬川付近だと思うのですが、栃木県内から富士山が見えるんですね〜東海道新幹線などではよく見るのですが、東武特急に乗りながら見る富士山は新鮮でした。

知人と談笑しながら乗っていると気づけば外は真っ暗に。
線路も複線から複々線になり、通勤電車も長くなっていよいよ東京に近づいてきました。

竹の塚を過ぎてまもなく北千住とのアナウンス。
そろそろ降りる頃合いと思っていると外にはスカイツリーが見えてきました。
東武グループの代表的な建物となった東京スカイツリーを東武スペーシアから見るのも中々良いものでした。

下車

さて北千住で列車を降りて見送ります。
GTOVVVFインバータの良い発車音が響き渡りました。

東武100系スペーシアは後継特急車両の発表もあり、そろそろ引退が近いようです。
皆さんも混んでいない今のうちに乗車をおすすめします。
引退直前になるととんでもないプレミアチケットになったりしますからね…
以上タローでした。

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