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岸田総理の国家観/逢坂誠二 #7633

【23年11月25日 その5936『逢坂誠二の徒然日記』#7633】
ここしばらく、早朝から夜遅くまでの活動が続き、さすがに疲労が蓄積しています。昨日、衆院で補正審議が終了したこともあり、今朝はちょっとゆっくり目の活動開始です。

1)岸田総理の国家観
この間の国会議論、予算委質疑を踏まえて、昨日の日記を書いたのですが、昨日はその内容をもとに、岸田総理に質問をしました。

ところが岸田総理の答弁は残念なものでした。

国家観を問うたところ、岸田総理はたくさん答弁しその結論は「変化を力に変えて、明日は今日より良くなると感じられる日本」でした。どうもこれが国家観のようです。

「明日は今日よりも良くなる」、確かにそうです。我が党の「もっと良い未来」も似たイメージです。

我が党の「もっと良い未来」は党の基本姿勢を分かりやすく述べているコピー、つまりタグラインに位置付けられるものであり、国家観ではありません。

私流に言えば「今だけ、自分だけ、金だけ」の政治ではなく、今よりももっと良い未来を作るために立憲民主党は活動しているということです。総理の「明日は今日よりも良くなる」もきっと岸田総理の基本姿勢を示すものだと思いますが、国家観と言えるのかどうか、ちょっと疑問です。

アベノミクスの検証をすべきとの質問に対しては「これまでのありようや、今後何が求められているか考えていく姿勢が必要」と答弁し、前向きに聞こえますが、結局は検証はしない内容です。「姿勢が必要」との言葉では、検証をするかしないかを答えてはいないのです。

確実に検証し、対策を想定しなければ日本が窮地に陥る可能性があります。(対策を想定しても相当に大変ですが。)

円安に関しても、円安のプラス面活用としてインバウンドや、マイナス面抑制のための物価対策などを進めると答弁しましたが、円安だから観光客に来てもらうという政策は、途上国型の対策と思われます。

また1次産業、食糧確保に対する危機感が希薄だったのにも、ちょっと驚きです。

昨日の総理とのやりとりを整理して、今後に繋げます。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.11.25===

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