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22年11月26日 その5572『逢坂誠二の徒然日記』(7269)

夜明け前の都内、気温は10度、空全体を雲が覆っています。雨は降っていません。予想最高気温は13度で、日中は弱い雨になる見込みです。函館は今日17度になる見込みで、函館よりも寒いですね。昨日は終日、予算委員会対応を行い、今日の朝の便で帰函します。

1)秋葉大臣
昨日、予算委員会で質疑が行われました。補正予算は、予備費約5兆円、基金8.9兆円と水膨れ予算です。本当に国民に必要な内容になっておりません。

秋葉大臣の公選法や政治資金対応、さらに旧統一教会問題との関係など、次から色々な疑問、疑惑が飛び出して来ます。

*奥さんの実家に対する家賃の支払い
*奥さんと実母に対する家賃の支払い
*選挙運動員の買収疑惑
*本人以外の者が襷をかけて選挙運動
*旧統一教会関連団体への会費の支出など

これらについて、秋葉大臣からは納得の行く説明が全くありません。大変恐縮ですが、大臣を続けるべきではありません。

2 )時代の大転換
1989年、ベルリンの壁が崩壊しました。その直後、東西ドイツの違いを自分の目で確かめるためドイツを訪問しました。両者の違いがクッキリと残っているうちに、その状況を確認したかったのです。実際に訪れると東ベルリンのモノトーンの世界に驚かされました。街並みに赤や青、黄色など、カラフルな色合いがなくセピア色の写真を見ているかの雰囲気です。 40年あまり別の政治体制のもとにあったことで、街並みがそれほどまでに違うことに衝撃を受けました。

その2年後、ソビエト連邦が崩壊し、東西冷戦が終わりとなります。その頃、私は、これで大国間の対立が解消され世界が平和になると単純に感じていました。事実、その後は、ヒトやモノやカネが、垣根低く世界を飛び回るようになりました。例えばサプライチェーンという言葉に象徴されるように、自国で使う製品も国内だけで生産されるわけではなく、各国から原材料を調達し、製造コストの安い国で組み立てるなど、世界を股にかけたモノやヒトの流れへと変化して来ました。

ところがこの状況が、今年2月24日のウクライナ戦争の勃発により一変します。ロシアとアメリカを先頭にするNATO諸国が対立するほか、今のところそのどちらにも組みしない中国やインドなどの国々に分かれ、再び大国間の対立構造が生まれてしまいました。

33 年前のベルリンの壁崩壊や東西冷戦の終結は、まさに歴史の教科書に残る大転換でしたが、今のこの瞬間も将来の教科書には必ず記載される世界の大転換の時期といえます。

あっという間に世界各国間の対立が深まり、物流、人流を含め2.24 以前の状態には簡単に戻ることはないと思います。この激動の時代にいることを強く認識し、国民の命と暮らしを守るためよりしっかりとした地域と日本を創造するために、一人の政治家として、目先の損得に左右されることなく地に足をつけて確実な活動をして参ります。

特にこうした時代だからこそ、「自由」と「多様性」を尊重し、支え合い、人間が基軸となる「共生社会」の実現を念頭において、諸々の取り組みを進めねばなりません。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.11.26===
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