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45 イノシシ型メカローバー フェブリス ~ アニメ「モンタナジョーンズ」に登場した「メカローバー」を紹介するエッセイ

<登場メカ>

イノシシ型メカローバー フェブリス

<登場回>

第45話 エトルリアの黒い罠

<舞台>

イタリア エトルリア

<お宝>

古代エトルリア王の宝

<解説>

 舞台はイタリアのエトルリア、メカローバーはイノシシ型になります。

 「フェブリス」の元ネタはローマに伝わる熱病の女神の名前から来ているようです。

 モデルがイノシシだけに陸上に特化しているようで、機体の全体が巨大なキャタピラのような作りになっています。

 これで森の中でも木々をなぎ倒しながらすいすいと進むことが可能です。

 デザインはいいセンスだと思うのですが、なにせイノシシですから、どこか微妙という所感ですね(汗)

 武器もしっかり搭載していますし、機能的にもじゅうぶんでしょう。

 大きな「鼻」がなんだかかわいいです(笑)

   *

 イタリア・エトルリアで発掘調査をしているアルフレッドとモンタナ。

 それを遠くからゼロ卿が観察しています。

 タイトルにあるとおり、なにやら罠をしかけようともくろんでいる様子です。

 そうこうしているうちにアルフレッドがお宝のツボを発見。

 ケティに積んで帰国しようとしますが、スリムとスラムがこっそり偽物とすり替えてしまいます。

 これはヤバい雰囲気ですね。

   *

 モンタナたちがアガサおばさんの店に帰ってくると、なぜかマスコミがわんさか押し寄せてきています。

 記者会見に臨むアルフレッドですが、ツボが偽物であることに気づき、会場は大騒ぎになってしまいます。

 あからさまな罠ですが、今も昔も一番ダメージのでかい攻撃って、やはりメディアなんですね(滝汗)

 騒然としはじめたので、モンタナはアルフレッドの手を引き、ケティでイタリアへとんぼ返りをするハメに。

   *

 偽物のツボを作成したのは地元のレプリカ職人であるコルソ(CV:石森達幸さん)でした。

 考古学の研究のためだとゼロ卿にだまされていたのですね。

 モンタナたちが駆けつけたときにはすでにさらわれてしまっていて、彼らは孫娘であるジュリエット(CV:熊谷ニーナさん)と出会うことになります。

 彼女のためもあり、モンタナとアルフレッドはコルソを探しにいくことに。

   *

 コルソは古代の墓のひとつの中に閉じ込められていました。

 すきをついてモンタナたちが救出しますが、ゼロ卿に見つかってしまいます。

 脅迫されたので、コルソはお宝のある王の墓の場所を教えてしまいます。

 しかしもちろんでたらめでした。

 古代エトルリア王の墓は、まさにいまいる場所だったのです。

 ゼロ卿、どうした?

 前回といい、あまりにもポンコツです(汗)

 そんなこんなでお宝は、モンタナたちの手でさっさと発見されてしまいます。

 今回はやたらとあっけないですね。

   *

 お宝はコルソとジュリエットに託し、モンタナ・アルフレッド・メリッサの三人はゼロ卿を明後日の方向へ誘導します。

 フェブリスは子イノシシ型爆弾を発射して追撃。

 まあ、例によって当たりませんが(汗)

 おまけにイノシシの目玉が飛び出してバズーカに!

 これは絵としてなかなかシュールです。

 やはり当たりませんがね(汗)

 最終的に口からミサイルまで発射しようとします。

 今回のメカ、どんだけ武器しこんどんねん!

 明らかに予算をオーバーしている気がします。

 ですがモンタナにイノシシの口をふさがれ、自爆してさようならとなりました。

 罠までは秀逸だったんですが、うん、それだけですね(汗)

 しかしながら機動力はじゅうぶんと言えますし、メカローバーとしてはいいほうだったのではないでしょうか。

 道具は使うもの次第ですね(あはは……)

 今回も読んでくださり、ありがとうございます。

 次回は再び恐竜型です。

 今度はモデルとなる種類が違いますが。

 ぜひお楽しみに。

 それでは失礼いたします。

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