44 恐竜型メカローバー ゴグ ~ アニメ「モンタナジョーンズ」に登場した「メカローバー」を紹介するエッセイ
<登場メカ>
恐竜型メカローバー ゴグ(モチーフは角竜)
<登場回>
第44話 クリフパレスの禁じられた遊び
<舞台>
アメリカ コロラド州 クリフパレス
<お宝>
アナサジ族の財宝
<解説>
今回の舞台は北アメリカのクリフパレス。
メカローバーは恐竜型です。
ざっくりとしていますが、モデルはトリケラトプスなどの角竜に見えます。
名前の元ネタは古代ブリテン島に住んでいたと伝わる巨人・ゴグマゴグに由来します。
ゴグとマゴグで対を成すとも言われるんだとか。
ネタバレになってしまいますが、マゴグは次々回で登場します。
背中についた無数のスコップをくるくると回して、地下をすいすいと進むことができます。
初期に登場したモードレッドに比べ、機構が単純になっている気が(汗)
劣化、おほん、シンプライズでしょう(あはは……)
*
モンタナ、アルフレッド、メリッサの三人は、ギルト博士からの指令でコロラド州のチャコ・キャニオンに向かいます。
遺跡の発掘現場ではニール教授(CV:岡和男さん)と妻のラウラ(CV:菊地貴子
さん)、そしてひとり息子であるモリス(CV:坂本千夏さん)が待っていました。
モリスは父親の真似をしてピッケルを振り回しています。
さっそくニール教授はギルト博士のレコードを聞かせます。
指令の内容はアメリカ・インディアンの祖先と言われている部族・アナサジ族の財宝を探索せよというもの。
手がかりとなる発掘された「皿」はニール教授が保管しているとこと。
ここで地下を進みながら(砕きながら?)ゴグ登場!
ニール教授に手がかりの皿を先に持っていかれてしまったので、ゼロ卿はご立腹のようです。
ゴグを保管庫の真下につけ、皿を横取りしようと画策している様子です。
皿を奪い、メカローバーに乗り込みますが、モリスがピッケルごと入ってきてしまいます。
モンタナたちの声が聞こえたので、しかたなくモリスを乗せ、あとを去ることに。
出オチ臭がすごいですが、これはわくわくする伏線ですね(汗)
皿をゼロ卿に奪われたことに気がついたモンタナたちは、ニール教授の記憶から、急いでクリフパレスへと向かうことに。
*
一行が現場へ着くと、つかまっているモリスを発見します。
ピッケルでメカローバーの真空管を破壊してしまい、ニトロ博士もご立腹です。
ゼロ卿の命令でスリムが穴っぽこに中に閉じ込めることに。
モンタナたちはとりあえず、モリスの救出に向かいます。
ところがこの穴、ほかの穴と小さな穴(ややこしいな)でつながっていました。
モリスはその穴をたどって次々と移動します。
結局、モンタナたちのところまでやってくることに。
そしてなんだかんだで、モリスの開けた穴が通路を発見することに。
ついでに罠を作動させ、ゴグは穴に落ちてしまい、どさくさでまんまと皿を奪い返すことに成功します。
穴を垂直にのぼってくるゴグ。
この絵はけっこうシュールです(汗)
名作アニメシリーズ「まんが日本昔ばなし」の「赤牛に乗った仙人」を思い出し、ゾッとしたのはわたしだけでしょうか(滝汗)
勇気のある方はググってみてください。
子ども心にトラウマを植えつけられた作品です。
*
再びモリスが罠を作動させ、アルフレッドが塔のてっぺんに。
しかしそこには、下へと続く通路がありました。
さっそく全員で降りてみることに。
いっぽう穴から這い出た仙人、じゃなくてゴグ。
塔の上のモンタナたちは、ゼロ卿に見つかってしまいます。
*
バスケットの綱を切って、モンタナを叩き落そうとする彼ですが、あえなく失敗。
綱がなくなってしまったので、ゴグの口からウィンチを出して降りようとします。
が、綱が切れてドボン(涙)
てか、明らかにつかまるものなどないのに、かごを揺らしてどうする?
いくらなんでも頭が悪すぎます(爆)
*
一行がお宝を発見したところにゼロ卿登場。
が、まんまと逃げられてしまいます。
ここで素直に残った財宝をゲットして逃げればよかったのに、わざわざそれをほっぽってモンタナたちを追いかけます。
ゼロ卿、回を重ねるごとにおつむがダメになってきているような?
まさか……
いえ、なんでもありません(汗)
*
バスケットひと袋ぶんのお宝だけを持ち出し、ケティで脱出しようとするモンタナたち。
ゼロ卿らはゴグで追いかけてきます。
飛び立ってしまったケティに、ゼロ卿はまだ追いかけろと命令。
そもそも今回のメカは飛行可能な設計ではありません。
そこでニトロ博士、機体後部を爆破させ、ロケットブーストの要領でケティに追いつきます。
が、壁にぶつかってさようなら(汗)
なんか今回は調子が悪いですね。
やはりボスが……
まあ、人生と同じで、山あり谷ありですよ(え?)
今回も読んでくださり、ありがとうございます。
機能性は微妙ですが、少なくともデザインはけっこうセンスがよいほうだと思います。
次回のメカは、農家さんには頭の痛いあの動物です。
ぜひお楽しみに。
それでは失礼いたします。
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