39 牛型装甲車 マッド・ニトロ ~ アニメ「モンタナジョーンズ」に登場した「メカローバー」を紹介するエッセイ
<登場メカ>
牛型装甲車 マッド・ニトロ
<登場回>
第39話 風車とダイヤモンド
<舞台>
オランダ アムステルダム
ベルギー ブルージュ
<お宝>
マリー・アントワネットの王妃の首飾り
<解説>
舞台はオランダのアムステルダムとベルギーのブルージュ。
どちらも風車が名物として知られる都市ですね。
今回はおそろしくハイテンポな回で、いつもよりも倍速で再生されているかのように見えます。
メンタリストDaiGoさんの動画みたく(コラ!)
おそらく尺が足りなかったので、こういう演出を思いついたのだと考えられますが、まさに逆転の発想で、スタッフをリスペクトせずにはいられません。
死中に活ありというか、プロの技ですよね。
*
登場するのは牛型装甲車、その名もマッド・ニトロです。
ニトロ博士、マッド・サイエンティストは自称だったのですね(汗)
デザインは牛というよりは、はっきり言って「豚」に見えます。
なんか鼻の形とか。
見た目はありきたりな自動車ですが、気球を出して空を飛んだり、リフトの要領でボディをせり上げられたりします。
小回りもかなり効くようですね。
とにかく、名前に「ニトロ」がつくだけに、かなりの自信作(のはず)です。
*
モンタナら一行はギルト博士の指令でアムステルダムへ。
しかしなんと、ケティの内部にゼロ卿一味がこっそりと隠れていました。
いや、気づけよ!
アメリカからオランダまでの旅路なのにこれとは、われらが主人公は大丈夫なのでしょうか。
アムステルダムの上空で、やっとこさメリッサが気づきます。
ゼロ卿はケティにステッキをぶち込み、スリム・スラムとともにパラシュートで脱出。
そこへ気球でプカプカとマッド・ニトロ登場!
迎えにきたよ~ってな感じで(笑)
ゼロ卿に動力伝達系統を破壊され、ケティはコントロールを失ってしまいます。
なんとか運河に着水はできたものの、今回はゼロ卿にまんまと出し抜かれた形ですね。
*
アムステルダムの街へ行くと、なにやら宝石店に強盗が入ったとのこと。
野次馬の情報から、どうやらゼロ卿のようです。
いっぽうそこで、ひとりの少年が騒いでいました。
なんでも、運河で見つけたダイヤをその店へ鑑定に出していたが、ゼロ卿に盗まれてしまったようです。
少年の名はハンス(CV:鈴木明子さん)といって、盗まれたダイヤの情報と引き換えに、モンタナたちとダイヤ奪還の協力をすることになります。
*
ハンスによると、見つけたダイヤは古い木箱の中に入っていたとのこと。
彼の家へ行くことになりますが、すでにゼロ卿が先回りをし、一緒に入っていた手がかりのレースも盗まれてしまっていました。
ハンスの記憶によると、そのレースには太陽と二つの風車が描かれていたそうで、一行は近くにあったその風車のある場所へ。
*
現場ではゼロ卿ががんばって謎解きをしていました。
実際に動いているのはスリムとスラムですが(汗)
そこへモンタナが釣り針でもってレースを奪取。
どこから持ってきた!?
スリムとスラムを走らせるゼロ卿。
ステッキに仕込んであったマイクで「ニトロ博士、出番だ!」
か、かっこいい(涙)
逃げるモンタナたちの前に、草むらからマッド・ニトロ登場!
しかしスピードの割には追いつけません(汗)
てか、車より早く人間走ってるのか!?
二手に分かれてメリッサにケティのエンジンをかけさせ、ギリギリですが逃走に成功します。
マッド・ニトロは慣性ドリフト(?)で運河へドボン。
ここが碓氷峠なら即死です(え?)
あのハチロクを解体屋送りにしてやるよ~(わかったから!)
ゼロ卿が駆けつけると、運河の中からリフトアップでマッド・ニトロ出現。
解体屋には早かったか(はいはい)
追いかけろと命令され、ゼロ卿を残してさっさと飛んでいってしまいます。
このとき秒速で気球が膨らみますが、これはいくらなんでもやりすぎでしょう(汗)
*
レースを取り戻したモンタナたち。
メリッサはそれが、ベルギー・ブルージュ特産のボビンレースであることを指摘します。
知っておるのか、雷電(爆)
かくして一行はブルージュへ。
ゼロ卿らも追いかけます。
*
ブルージュへ着いたモンタナ一行。
くだんの風車を探すため、ハンスの提案で、高いところへのぼってみようということに。
そこで高さ83メートルもあるという、ベフロイの塔へ行ってみることに。
しかしそこでは、すでにゼロ卿が先回りしていました。
謎解きはモンタナたちに任せることにして、彼らは隠れます(笑)
*
お宝の鍵は鐘を鳴らすためのドラムにあるようです。
あたりを調べていると、なんかよくわからないけど、ハンスが小型のドラムを出してしまいます。
この辺の演出、けっこう適当な気がしますが、事件が起こっているのは現場なので、察してあげましょう(にこにこ)
小型のドラムには「くさび」をはめ込める穴が5つ。
実はゼロ卿に盗られたのはそのひとつにすぎず、ハンスがひそかに残り4つを所持していたのです。
早く言おうよ!
こ〇すぞ(コラ!)
とりま4つをはめ込んだところに、ゼロ卿登場わっはっは(汗)
ハンスを人質に取り、モンタナたちを脅迫します。
「この塔は高さ83メートルもあるんだよ~お?」とか、大友さん、演技がいやらしすぎます(笑)
モンタナらをどけさせ、まんまと最後のひとつをカチッとな。
するとおやおや、なんということでしょう(オイ)
からくりじかけが動き出して、マリーアントワネットの王妃の首飾りが出現!
アンドレさま!(爆)
ゼロ卿はそれを手にしますが、しかけが戻ってびっくりしたすきにモンタナが反撃、追いかけっこがはじまります。
歯車の上でチャンバラごっこをやったりと、明らかにどこかで見たことのある演出が楽しめます(汗)
貴様のコソ泥をズタズタに引き裂いてやる!(わかったから)
鐘が鳴り出してゼロ卿がひるんだすきに首飾りを奪取しますが、彼はなんと83メートルもある塔からダイブ。
黒い翼に変身できるつかえ魔でも呼ぶ気でしょうか(コラ!)
現れたのはウィズ、ではなく、マッド・ニトロでした。
ハンスを叩き落すぞとおどして、メリッサに首飾りを渡すよう指示します。
しかしアルフレッドがすきを見て、マッド・ニトロのしっぽとロープをしっかり結びます。
ハンスに飛び下りさせ、ロープを揺らして、マッド・ニトロは明後日の方向へ飛ばされていってしまいました。
ここの意思疎通、すごいですが、やはり内部の事情でしょう(汗)
テイマーと肉体を共有しているからではないはずです(はいはい)
そんなこんなで、首飾りは無事にゲットし、一同は帰路に。
*
と思ったら粘着パターンで、マッド・ニトロがおいかけてきます。
ワイヤーを発射してケティを捕獲、というかしがみついている感じですが、例によりモンタナの操縦テクで振りほどかれてしまいます。
吹っ飛んだ勢いで風車のある場所まで行きますが、いくらなんでも飛びすぎでは(汗)
結局、風車にひっかかってさようならとなりました。
封印する気ですか!?(もうあきたよ)
今回はテンションの高い回だったので、わたしのテンションも高くなってしまいました。
いつにも増して小ネタぶっ込みましたし(汗)
今回も読んでくださり、ありがとうございます。
次回は海底が舞台ですね。
メカローバーは触手系です(ひえーっ!)
三組で発動する拘束属性の砂時計は出てこないのが残念です(もういいよ)
ぜひぜひお楽しみ。
それでは失礼いたします。
小説よりもこのエッセイのほうががんばって書けてます(爆)
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