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オープリントはサポートが親切、その上グッズはどれも大満足の仕上がり【ネット印刷サービス、オープリント】

イラスト好きな文学少女が大人になって考えた 「自由」がコンセプトのキャラクター【けだまどん】

『けだまどん(kedama_don)』というちょっと不思議なキャラクターの世界がインスタグラムで人気のizuさん。子供の頃から本が大好きな文学少女で、大学も文学部。そのため最初に仕事にしたのは「描く」ことではなく「書く」ことでした。しかし本を読みライターとして文章を書く傍ら実はずっと趣味でイラストを描いていたのです。イラストレーターに転身したのはふと生まれた『どんくん』というキャラクターがきっかけ。どんくんをプリントした楽しいグッズやキャラクターに込められた想いなどをご紹介します。

■『どんくん』という架空のキャラクターには根底に深い想い

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―けだまどんのメインキャラクターはどんなきっかけで生まれたのでしょうか

「趣味で色々なイラストを描いていたのですが、そのひとつとしてちょっと毛がふさふさしている男性のイラストを描いてみたのが始まりです。元の絵自体はそんなに深い意味はなくてただ遊びで紙に手描きをしていました。そのうちふと『どんくん』というキャラクターが浮かんだのです。けだま族というのがいてその中のひとりが『どんくん』という設定です」。

―けだま族のどんくんで『けだまどん』ということなのですね!もう少し詳しくその世界観を教えてください

「人間社会だと様々なルールや人の目に縛られてできないってことがあると思うんです。それは仕方ないのですが、だったら架空の世界で何をしてもどこに行ってもOKというところでキャラクターを動かしていこうと。人を傷つけなければ自由でいたい。息苦しくなく生きていきたい。そんな想いが根底にあります。例えば今のような時代でもどんくんは旅にも行けるし、どこにでも行けるんです。『自由』に生きられるんです」。

■自由な世界で生きているメインキャラクター『どんくん』と家族の物語

―インスタに ~生きているけだま『どん』と家族の観察日記~ と書かれていますが、家族もいるというどんくんについて詳しく教えてください。

「どんくんには奥さんと子供がいます。けだまどんの世界に人はいないので、動物とかと一緒に暮らしています。赤ちゃん時代、子供時代があって、大人になってからは髭が生えたり、そういうふうに成長してきて今のどんくんはおじさんですね。おじさんなので仕事もしています。テレワークもしています。でも暮らしているのは地球ではなくどこか別の惑星かもしれません」。

「どんくんは私の理想の男性です。優しくて守ってくれて、しかも乗れる!この『乗れる』っていうのは人間では絶対無理ですよね。(笑)乗せてどこにでも連れて行ってくれるんです。普段は人間の男性くらいの大きさだけれど、乗るときは乗れるくらいにちょっと大きくなります!」。

―izuさんのけだまどんワールドはお伺いしているだけでワクワクします。そういった物語はどこから生まれてくるのでしょうか。

「昔から謎のキャラクターを考えることは好きでした。ライターの仕事をしていた時もメモに謎のキャラクターをちょこっと描いて渡したりしていましたし。物語を考えるということについては昔から本が好きでめちゃくちゃ読んできましたし、文章を書くのも好きなので、そういうことも関係しているのかもしれませんね」。

■趣味のイラストを自由に描く場を設けたら世界が広がった

―イラストはこれまで仕事にしたことはなかったのでしょうか

「実はライターの仕事をしていた時、そのオマケみたいな感じで小さな挿絵を描くことがありました。でもそれは絵を描くことが仕事と言えるようなものではないと私自身は思っていて、自分の中ではあくまでも趣味の範囲というか、記事のおまけみたいなものという感覚で描いていました。でも良い反応があったことでもっと描いてみようと思うようになりました。と言ってもまだ仕事というより趣味という考えしかなかったんです」。

―趣味から仕事になっていく段階でどんな変化がありましたか

「依頼されて描くものは仕事でなくてもやっぱり自由度が低いですよね。なので『好きなものを描く、描きたいものを描く』ために3年くらい前にインスタで専用アカウントを取得しました。最初は手描きのメモ書きみたいなものを載せて楽しんでいたんですが、見ていてくれる人が意外と多くて。

海外の方がいいねとかビューティフルとかコメントくれたりして、良い反応が多くてびっくりしました。そしてフォロワーさんが増えていって、結果的に仕事になっていった、という感じです。評価されてうれしかったし、他のイラストレーターさんやフォロワーさんたちとの交流も増えて世界が広がりました」。

■オープリントはサポートが親切、その上グッズはどれも大満足の仕上がり。他のものも作ってみたい


―まずは今回オープリントで作ったグッズを教えてください

「トートバッグ(2色)、缶バッヂ(1種類)、アクリルキーホルダー(アクキー、2種類)、シール(12絵柄)です。布ものへのプリントをしてみたかったのでトートバッグを作れて嬉しいです。他のものも今まで作ったことのないような素材のものなどを選んでみました。専用アプリはダウンロードも操作もとても簡単で親切な作りだったので、悩まず作ることが出来ました」。

―初めて作る素材が多かったようですが、仕上がりはいかがでしたか

「全部すごく可愛くできてお気に入りなんですが、中でもトートバッグの作りの良さにびっくりしました。布がペラペラのものとかたまにありますよね。でも布の厚みもあるし、マチや持ち手も使いやすい作りでしっかりしています。内側にポケットもあって感激しました。2色作りましたがどちらのプリントも綺麗でした。ホログラムのキーホルダーもキラキラしていてすごく可愛くできました。今回ホログラムのものを色々作ったのはやはり他ではなかなか作れないからというのがありますが、本当に作って良かったです。それと、グッズの仕上がりだけでなくサポート体制が素晴らしいと感じました」。


―サポートとはいったいどのようなものだったのでしょうか

「トートバッグの印刷の前に担当の方が『このサイズだと文字が潰れてしまうかも』という確認の連絡をくださいました。そういう対応は他社ではあまり聞きません。入稿したら最後、というところがほとんどな気がします。

もちろんオープリントを始めとしてどこのサイトにも入稿時の注意事項は書いてあるんですが、全部読まないとか気が付かないとかそういうのもあるし、特に初めての場合は不安になりながらの入稿になってしまいます。

私も布への印刷が初めてだったので不安がありましたが、親切にサポートしていただいたことで安心してデータを作って入稿することができました。このようなサポートがあると、クリエイターだけでなく一般の方も安心してグッズを作ることが出来ますよね」。

■今後はもっとグッズを制作して、けだまどんワールドを広めていきたい

―今後の活動についてはどのように考えていますか

「まずは誰もがさりげなく持てるどん君グッズを作っていきたいと思っています。キャラクターではあるのですが、キャラクターグッズっぽくない、大人も子供もおじさんもさらっと持てるようなものが作れたらいいなと。

私自身キャラクターがプリントされたものを持ちたいという気持ちはあるものの、大人が持つにはちょっと…というのが多いと感じているので、どんくんのは『持つ人を選ばないキャラクターグッズ』にしたいんです。

それはどんくんの『自由』というキーワードにも繋がっています。今回オープリントで作ったトートバッグはそんな風に出来たと思っています。その流れで次はTシャツも作ってみたいです」。

―グッズ制作以外にも販売していきたいものなどありますか

「インスタでの絵の活動としては『けだまどん』がメインというか、最初からけだまどんありきなんです。でもそれ以外のイラストも描いているので興味を持ってもらえたらうれしいです。オーダーでのお仕事はメインではないのですが、ご連絡いただければ色々挑戦していきたいと思っています。

既存のものとしてはLINEスタンプがあるのでそれも広めたいですね。スタンプは買ってくれた人がいるとそのお知らせが見られるんですけれど、そうすると実感が湧いてモチベーションが上がります。3種類作っているので、使ってもらえると嬉しいです」。

■まとめ

「絵が仕事になると思っていなかったのでまだまだこれからです」。というizuさんですが、その想像力の豊かさから生まれてくる世界はイラストを通じて大人の絵本を読んでいるかのようでした。『けだまどん』という世界の中ではどんくん以外にもたくさんのキャラクターが自由にのびのびと暮らしています。これからもどんくんを通じて色々な世界を見せていただけるのが楽しみです。

izuプロフィール

東京都在住 イラストレーター
大学の文学部を卒業後、タウン誌などでフリーのライターとして活動
結婚・出産などライフスタイルの変化、および趣味で描いていたイラストが評価されたことでイラストが活動のメインになる

Instagram https://www.instagram.com/kedama_don/
LINEスタンプ https://store.line.me/stickershop/product/6211770/

今回使用したサービス
オープリント(OHPRINT)
・トートバッグ
・缶バッジ
・アクリルキーホルダー
・ステッカー

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