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伝える、っておもしろい。正しいことを、正しく言うだけが、正義ではない。

2024年8月13日、Podcast番組「Oh my week」第122回を配信しました。
今回は「伝えることの大切さ」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。毎朝8時に配信しているので、ぜひYouTubeチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。火曜日、おはようございます。今オリンピックやってるじゃないですか。8月10日でだいぶもう後半戦なんですけど

Nishino:いや、もう全然知らないです。

Akari:超オリンピックじゃないですか。笑

Nishino:オリンピック始まったのはこのラジオでAkariさんがすごい嬉しそうに言ってたので、、失礼ですけど笑

Akari:全然見てないですか?

Nishino:1回も見てないです。

Akari:まじですか?めちゃくちゃ、私は連日、今回パリなんで時差的に朝か夜かなんですよ。朝早いか、夜か、みたいな。夜…頑張ればだから結構辛いとは辛いんですけど、結構夜遅くまで。

Nishio:それリアルタイムで見たいってことなんですか?

Akar:あ、そうです。

Nishino:え、それ、なんでですか?一人で見るんですか?みんなで見るんですか?

Akari:みんなで見る時もあれば一人で見る時もあれば…

Nishino:何見てるんですか?

Akari:それこそ日本の柔道の団体決勝とか、すごい、銀だったんですけど。

Nishino:うわー、惜しい

Akari:うんうん。フランスに負けて悔しかったりとか。しかも東京五輪でフランスが日本を下して金だったんですけど、だから、今回リベンジで、日本がフランスの地で金を取ったシーンがあったんですけど。

Nishino:うわーそういうことか。

Akari:ダメだった。とか私新体操をやってたので、いま丁度後半、新体操やってるので、めちゃくちゃ見てたりとか。全然熱狂が伝わってないのが悲しい。

Nishino:いや、面白そうですね、確かに。へー、全く見てなかったですね

Akari:でも、Nishinoさんはいつ会ってもすごい事業に集中してるっていう印象はあるので、あんまり驚きはしなかったですけど。

Nishino:いやいや。でも逆で、たぶんそういうのって知っちゃうといま興味めちゃくちゃ出てきちゃったから。でも面白いですよねそういうストーリーって、さっきのパリの。僕、何に響いたかって、前回は日本でパリに負けて屈辱だった、今回はパリで日本が勝って屈辱で味わせたい。でも、その無念だったというか。面白いですよね、そういうストーリー。

Akari:ほんと。個々にストーリーがやっぱり絶対あると思うので。

Nishino:そういうストーリーもさ、本当は関係ないんだけど、そういうストーリーになるとすごい面白くなるって言うのが面白いですよね。

Akari:あぁ、確かに。分かります。

Nishino:あんま関係はないじゃないですか、たまたまなんですけど、たぶん。なんかそういうやっぱりストーリーにするとすごい入ってくるっていうのは、面白い人の話の特徴な気がしますよね。

Akari:確かに。それって確かに、どこにでも当てはまる。

Nishino:いや、当てはまる、当てはまる。やっぱり、そういう工夫が大事。
テレビとかそれが上手いんじゃないですか。そういうストーリーが、無念のとか。いやそんなだったっけとかもさ。

Akari:その確かに4年前まで、忘れてたけど、「あ、そうだ。負けてたんだよー」みたいな。

Nishino:そう、そんなの無かったとしてもさ。正しいことを、正しく言うのが、正義じゃないってことがやっぱ多いですよね。多いというのか、思いませんか?それで何も伝わってなかったら意味ないじゃないですか。

Akari:それこそ、それはすごい思って。前職メディア NewsPickだったんですけど、やっぱりそれも結構、「届くことがすごく大事」だから、すごいストーリーをやっぱり、なんだろう。盛ってるるわけでもないし、作り話じゃないんだけど、やっぱストーリーテリングっていう上で、面白くするっていうことは、すごい意識してたし、先輩たちも、すごくそれが上手。「あ、この話ってこうやって伝えたら、面白くなるんですか?」っていうことが、何回もあったので、それ、ほんと重要だなと思いますね。

Nishino:ほんとですよね。結局、「伝わることが全て」って話で、僕の中でのパラダイムシフトというかこう、変わったきっかけがあって、なんでかっていうと新R25に取り上げていただいてから、めちゃくちゃその反響があったんですよ。それはでも一個ホリエモンが出てたっていうのもあると思うんですけど、多分絶対編集だと思ってて、なんですよ。僕からしたらさ素人だし話すのも素人だし、全然話せないわけですよ。今はちょっとだけ慣れてきてるとはあると思うものの、当時とかもう5年前だから、もう素人。だけどもその記事とかその動画ってすごい回ったんですよ。面白かったです、記事がとか。それ何でかなと思ったら、この渡辺さんが編集してくださったんですね、その記事も。インタビュアーもそうだったし渡辺さんって新25の編集長なんですけれども、この人天才なんじゃないかなと思って、色々興味を持って調べてたら、こういう記事があって出て、もうこれがすごい、だからかと思って。記事は有料なんでぜひ興味あったらぜひ買っていただきたいですけど。

本当におすすめです、この記事。

Akari:めっちゃ気になりますね。

Nishino:言うことによって欲しくなると思うから。ここで2つ学んで、1個は「とにかく編集あり」、、あ、4つ言いたい!4つ言ったら全部なんだな、覚えてる限りで3つで言うと、1つ目は「とにかく入り替わり大歓迎」というか
もう編集しまくろうという感じ、インタビューってAっていう質問してBって
質問してCっていう質問したかもしれないじゃないですか、現場だったら。
Aっていう質問に対して派生でBなんだけど、結局Bの答えの方がストレートだったりしたらあえてBを先に持ってったりとか、質問すら変えちゃったりするんですよ。例えば、ここで例であったのは、はあちゅうさんさんへの質問に対して、長々、ちゃんとロジックを立てて、はあちゅうさんが回答をしたのが正しい、実際だったんですけど。記事では、もう一言だけ、ボソッと呟いたみたいな感じで、ストレートで指すみたいな話を書いてたりしたほうが、より本人らしい。リアルじゃないんだけど、よりリアル感あるみたいな。伝わりますかね、この表現。

Akari:分かります、分かります。

Nishino:よりリアル感の方が、伝わるみたいな話だと思ってて、っていうのを大事にしているって話で。2つ目が、「最初からちゃんと準備する」これ当たり前なんですけど、でも、いいかもしれないです。ちゃんとこれを言ってもらいたいみたいなやつをちゃんと美味しいところを用意しとく。こういうことを言ってもらったら面白いよねってことを想定して、それに、ちゃんと合わせていくというか。準備がないって話なんですけど。もちろんアドリブも大事だけど、こういう記事にしていこうという構成を練った上で挑むと良いと。つまり、その構成にとって、その素材を集めていくみたいなイメージをしているって話があって、そうやって作っていくんだって思ったと。プロだなと思った。3つ目が、僕に対してもそういうふうに、「欲しいことを聞く」。最初年齢のことを聞かれたりとかは、多分そのエピソードとして、ホリエモンに対して、やたら24歳でこうで凄くないですかって言ったら
「年齢は関係ないだろう」って、まずめちゃくちゃホリエモンが突っ込んでて、「年齢は別に凄いと思わないぞ」みたいなことをめっちゃ言ってて。渡辺さんのマス的な感覚的な話で行くと、そこが多分フックなんだけど、「うーん」みたいな。そういうふうに、ちゃんとそれも想定しておくって
ことですよね。ストーリーとして。渡辺さんとして、こういう人が、こういう大きいビジネスをやってるから面白いみたいな。4つ目が、それに派生するんですよ、「写真をとにかく撮りまくろう」って言ってて、記事はもう写真だと。動画もそうだと思うんですけど、とにかくその、撮れ高が大事だから、もう「とにかくいろんな角度を撮ってくれ」ってカメラマンにオーダーしてるらしい。これもう、「セレクトが大変だとか考えなくていいからもうとにかくいろんなカット撮っとけ」っていう話をしてるらしい。そうすると伝説のカットが生まれるって言って。ホリエモンもめちゃくちゃ怒ってる画像とか。もう、とにかく撮りまくって奇跡の一枚を狙おうみたいな話。そこまでこだわってるっての見て、最近、Oh my teethも写真を撮る文化を大事にしようというか。後で振り返りした時、面白いじゃないですか。だから、僕その話聞いてるから、めちゃくちゃ撮るんすよ、いろんな角度から。

Akari:そうなんですね。

Nishino:それを全部、共有フォルダにセレクトせずアップしてるから、そしたら、COOのDaichiさんに「スクロールがさすがに長すぎるから、セレクトしてもらえませんか」と言われました。それはできてないんですけど。百何人かが見てる共有の、Google Photosに同じシーンのやつが、めちゃくちゃあるから。ストーリーの話に戻すと、それだけ「ストーリーを作るってことが大事」だし、それはやっぱ、相手に対して、ホリエモンには刺さんないけど、マスには刺さればいいよねみたいな感じで。それに過去の材料とかを、
当て込んでいくっていう作業が記事ライターとか編集者って得意なんだろうなと思ってて。でも、それってなんでも使えるじゃないですか。プレゼンも一緒だし、商談も一緒だし、伝わることがすべてって考えて、こう伝えたいから、こういう材料を使う。普通逆じゃないですか、これ伝えたいから、今こういう材料があるから、こうじゃなくて、発想が逆なんです。読者にこういう風な価値とか、こういう風な話を届けたいから、それに合う材料を、集めてきてるみたいな取材では。

Akari:確かに、私のNewsPicksの、やった時の先輩とかも、インタビューの時めちゃくちゃ仮説を持ってくるんですよね。すごいリサーチをしてるからこそ、この人ってこの時こう思ってたんじゃないかとか、こうだからこういう起業したんだとか、色んな仮説を持ってきて、そこでなんか、インタビューで検証して、みたいなことを、繰り返しやってたなって。それこそ資料集めるじゃないですけど、ことをやってたと。

Nishino:確かに。

Akari:あともう一つ思ったのは、逆に、自分の、一個人の疑問ってみんな以外と疑問に思うよね、っていう視点があって。そうやって準備して聞くことは準備してくるけど、その場の疑問とか、好奇心だけで、質問することも、そこが両立していて。なんか用意したものだけじゃない、その時の空気で聞きたくなったこととか、すごいワクワクするところに向かっていった好奇心で聞いてる質問とかも結構あって、そういうののバランスが絶妙だなと。私が尊敬する方々、取材の仕方とかってありましたね。

Nishino:確かに、でもそれ本当そうだと思います。さっきのCNN25の時も、実際そのストーリー上とはちょっと違くて、その後、記事の流れは、その後「実際にホリエモンに体験してもらいましょう」みたいな場所を移動して、実際に口の中をスキャンすると、歯型を取るっていうっていうセクションで。そこでのホリエモンの反応がめちゃくちゃ輝いてたんですよ。「これはすごいわ」みたいなこと。多分それで「この記事面白くなる、確信した」って後で渡辺さんが言ってたんですけど、多分そういうふうにおっしゃると、
でもそれもなんかもうゴールありきすぎると多分そういうシーンも目が入らないから。リアルを受け入れつつも、ゴール意識しつつもそれだけに固執せず、柔軟性を求められて。めっちゃむずいけど、言うのは簡単。でもやっぱりそのバランス感覚があるから優秀って言われるんだろうなって思った。

Akari:そうですね。「伝えるって面白いな」って今、話をしてて思いました。

Nishino:そう思います。柔軟性を持ちつつもしっかりとゴールは、仮説は何個もつっていう、さっきAkariさんが言ってたけどっていうのを意識して、やってみるといいのではないでしょうか。

Akari:はい。今日火曜日ということで、お盆休みの方も多いと思うんですけど。

Nishino:インプットするとか言う人も多いじゃないですかね。たまってた本を読もうとか。大体そうやって、やらない人も多いと思うから、まずはちゃんとインプットするって決めたならちゃんと何冊って決めて、10冊なんだったらもう10冊読んだほうがいいし、言い訳できない状態にしてやるの良いと思う。その上で例えばその本をこの人だったらこう紹介しようとか、あの人に会うとこう言う人みたいな、同じ本でも、こう色々紹介の仕方が変わるって話じゃないですか、今のって。素材が同じでも違う届け方がある。そういう風なことを、この人だったらこうしたら面白いんじゃないかというのを
なんか考えながらやってみるのも、お盆の休み中やってみて面白いんじゃないですかね。伝えるっていう事で言うと、僕も本当ピッチはかなりこだわって作ってますので、是非それでOh my teethのピッチをやってる動画があるので、それも概要欄に載せておくので、見ていただいて。大したことないなのか、何か響くものがあれば、オープンドア、毎日やってますので、お話ししていただけると嬉しいです。

▼オープンドアの申し込みはこちらから!

Akari:はい、ということで、本日もお聞きいただきありがとうございました。Oh my weekは毎朝8時に配信しております。ぜひYouTubeチャンネル登録して聴いていただけると嬉しいです。アーカイブ放送もあります!ぜひお聞きください!では火曜日もOh!全開で行きましょう!!

Nishino ・Akari:ありがとうございました!!

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