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イギリスの刑事物ドラマシリーズとオキシトシン。セロトニンでもいいや。

こぼれ種から生まれた紫蘇がわんさか生えてきて、収穫できるほどになった。
朝起きて観察しに行くと、日に日に大きくなってるけれど、あれは夜のうちに大きくなってるんだろうか。
あとで調べてみよう。
朝と夕方ではそんなに変わってない気もする。

U-NEXTで「刑事ダルグリッシュ」をシーズン1からシーズン2まで見終わった。
いろんなイギリスの刑事物があるけれど、どれもストーリーとか登場人物とかが違っても、落ち着いて見られる。
途中からBGMっぽさすら感じる安定した映像と音。

ロンドン市内でも郊外でも、少しスモーキーで目にチカチカしない。

建物や内装も年代もののお屋敷っぽいものとか、庶民のお家も木造で可愛らしい感じの建物が多くて、ギラギラした高層ビルとかもあんまり出てこないし、なんだか安心する絵。

森とか林とか公園のグリーンと、空の青と、建物の茶色とかベージュのイメージ。
目にも優しい。
言葉の発音も早口じゃないし呑気でいい。

疲れてる時、なんか見るかっていう時は、ポアロとかモースとかとてもいい。
何回も見てるお話もあるから犯人はわかってるのに、それでもなんかボーっと映像見ながら英語聞いてると、脳みそが穏やかになる気がする。

だからって、それ用に作られた音楽つき環境映像みたいなのをあえて選んで流すことはない。

なんだかあれってわざわざ選んでスイッチ押してってしてる間に、見る理由がなくなってくる気がする。

ちょっと前、エンドルフィンを発生させる音楽みたいな?心を落ち着ける音楽みたいな?ものが流行った気がするけど、聞いてみたけどなんてことなかった。

エンドルフィン(endorphin)は、脳内で機能する神経伝達物質のひとつである。内在性オピオイドであり、モルヒネ同様の作用を示す。特に、脳内の「報酬系」に多く分布する。内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられている。そのため脳内麻薬と呼ばれることもある。
マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用「ランナーズハイ」は、エンドルフィンの分泌によるものとの説がある。 食欲、睡眠欲、生存欲、本能などが満足すると分泌される。

wikipedia

モルヒネ同様の作用を示すって言われても、モルヒネ経験ないしな。
おまけにエンドルフィン出るほど走ることなんてできるわけもない。

多幸感ね。
多幸感って言えば、セロトニンもじゃなかった?

セロトニン(英: serotonin)、別名5-ヒドロキシトリプタミン(英: 5-hydroxytryptamine、略称: 5-HT)は、必須アミノ酸トリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつで、動植物に広く分布する生理活性アミン、インドールアミンの一種。名称はserum(血清)とtone(トーン)に由来し、血管の緊張を調節する物質として発見・名付けられた。ヒトではドーパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをするほか、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などに関与する。

wikipedia

ふえー。こんなことまではっきりわかってるんだ。
なんだかこんなの読んでると、人間なんてそんなものかあって思えてしまう。

感情の浮き沈みもホルモンやらアミノ酸やらに操られてるのね。って、でもさ、人間の種が出来てから?出来る時?にそういう仕組みにしなくちゃいけなかったのは、どうしてなんだろう。

おまけに「健常男性は女性より約52%脳内セロトニンを産生する能力が高く、セロトニンの前駆物質であるトリプトファンが欠乏すると、女性では脳内セロトニン合成が男性の4倍減少する」おっと、なんだか不公平感満載な感じ。
元々の性質の違いっていう基準から照らしたらどういうことになるんだろう。

「セロトニンを最も多く含むのはクルミである(25-400mg/㎏)。次に多いのは、パイナップル、バナナ、キウイ、トマトなどである(3-30mg/㎏)。たいていの野菜は0.1-3mg/㎏のセロトニンを含んでいる。」へぇ。

こういう実験データを見て「おやつにはナッツ類を食べるといい」とか「バナナを朝食べるといい」とか「キウイは栄養素の塊」とかって事になるんだろうな。
トマトなんて万能薬くらいの扱いだものね。

健康クイズ番組で「さて、何を食べたらいいでしょう?」って聞かれたら「トマト」って答えたらほとんど正解。

持て余す多幸感。

三代多幸感トリオがあるらしい。
「オキシトシン」「セロトニン」「ドーパミン」

オキシトシンはエストロゲンから生成されるらしいから、女性に多いってことか。じゃあ、セロトニンが男性に多いってのを考えると、一応フェアなのか。

それよりオキシトシンは愛情ホルモンって言われてるらしく、それをを発生させる方法っていうのが、人と人の肌の触れ合いによってらしいです。
ハグするとかマッサージするとかでもいいらしい。

ただ、いくらスキンシップをしても、そこに信頼関係愛情がないとオキシトシンは出ないって。痛いなそこ。

「アメリカの研究で、1カ月間スキンシップを増やす実験をしたところ、オキシトシンが増え日々のストレスが減少した。
しかし、実験に入る前にスキンシップをしていなかったカップルは、オキシトシンが増えず、むしろストレス反応が出てしまう結果に。」

辛い結果だ。

「幸せは歩いてこない、だから歩いて行くんだよ。」だっけ。
相手に望むだけじゃダメなんだ、歩み寄るっていうかなんていうか、やさしい気持ちで接する事が大切なんだ。

ちょっと待てよ、すでにそれが出来る人には十分にオキシトシンとかセロトニンが充満してるのでは?

優しく生きよーっと。

この話を書いてて、日本猿が気持ちよさそうにお互いの毛繕いをしてるビジュアルが頭の中に浮かんでくるのはなぜだろう。


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