歌って踊って、泣いて笑って。なんでもいいじゃん、ハッピーエンドなら。
昨日、7月30日でさよならですスーパーに行った。お野菜コーナーと鮮魚コーナー、お肉コーナーとお惣菜コーナーは今までの7割くらいの商品があったけれど、他の棚は3割程度しか商品がなかった。
着々と片付けに入ってるんだな。
その中でなぜかスタバのインスタントみたいな箱に入ったやつが棚を占拠して異彩を放っていた。それもいろいろな種類。なぜだ。
今日は歯医者さん。暑いからなんか冷たいものでも買って行こうかなあ。
でも直ぐに食べないとあれだから、甘いものでいいか。
歯医者さんの中クーラー効いてるから疲れた時に食べるといいよね。暑中お見舞いだ。
美味しいパン屋さんがあるんだけど、そこまで行くのが大変そう。でも先生も看護師さんたちも喜んでくれるから、行ってこよう。
ミントは調べたところ、あんまり日が当たり過ぎるのも良くないらしい。
でも日陰だと葉っぱの色が悪くなるから、半日影がいいと書いてあった。
少しだけ日が当たり過ぎてたのかもしれないので移動させてみたら、少しだけ元気になったような気もする。少しだけだけど。
直射日光の当たる地面に直接生えてるミントは、こういう時どうするんだろう。
移動するわけにもいかないし、土に直接生えてると強いんだろうか。
植物も大変だな。
公園の花壇とかの花も「暑いですー。」って言ってる感じするもんね。
近所のカフェのバラの木に黄金虫が群生してた。葉っぱ食べちゃうよね。
黄金虫が害虫っていう区分っていうのも、ゴージャスな名前のわりに不憫だ。
Netflixで「ザ・プロム」っていう映画を見た。土曜日の夜、なんか何も考えずに楽しい映画ないかなあと思って、カチカチしてたら派手っぽくて、ニコール・キッドマンやメリル・ストリープも出てるし、ジェームズ・コーデンも出てるがら、これはきっとみんな楽しんではっちゃけて出演してる気がすると思って、見ることにした。
メリル・ストリープとジェームズ・コーデンがブロードウェイの舞台で初日を迎えるんだけど、終わってみると酷評の嵐。初日で打ち切りになる。
ジュリアードを出てるのにバーテンをやってるアンドルー・レイノルズが作るカクテルをバーで飲みながらぐずぐず言ってると、そこに万年コーラスガールのニコール・キッドマンがやってくる。
みんなでますますグズグズいじけて文句言ってたんだけど、なんだかこのままじゃいけないってことになって、ニコール・キッドマンがツイッターで見つけた女の子に興味を示して、なぜかインディアナの田舎町までその子を助けに行くっていう話。
ニコール・キッドマンは本当にその子に対するひどい仕打ちに(まあ、今の自分の境遇からちょっと抜け出したいのもある)憤って本気モードなんだけど、過去に2回トニー賞を取ったことがあるセレブ(自分で連呼する)なメリル・ストリープは善行して売名するために参加する。
臆する事なくはっきりそう宣言するあたり、なかなかいい。
なんだかんだで、ジュリアード出のバーテンと、酷評されて初日打ち切りの2人と、万年コーラスガールが、ただ、好きな人とプロムに行って一緒に踊りたいっていう田舎の女の子エマを助けに出かけていく。
当初メリル・ストリープは自分はスターだから、田舎者はすぐ懐柔できると言い放っていたのだけれど、着いてみるとなかなか手強い。
今時、物凄くゲイに否定的で、エマが好きな女の子とカップルでプロムに参加するっていうなら、プロム自体を中止するっていう話になっちゃってる。
なぜかPTAがすごい力を持ってて、話し合いにもならない。
その事態を知った州から「それは偏見だからプロムをやりなさい」っていうお達しが来ても反発して中止が決定。
で、都会からやってきた落ちこぼれ4人組と、校長先生(校長先生はエマの見方)とエマで、なんとかプロムを開催しようっていうストーリを軸に、みんなの人生模様が一緒に描かれていく。
この田舎の女の子エマを演じてるジョー・エレン・ぺルマンがなかなか可愛い。
歌も上手だし笑顔がとにかく可愛いし、なんといっても初めての主役抜擢なのに、伸び伸びと歌って踊る姿は、ニコール・キッドマンやメリル・ストリープと一緒に演じててもなんら引けを取らない。
きちんと演技を勉強してきたんだなあっていう感じもわかるし、次にどんな映画に出演するのかちょっと楽しみ。
しかし、傲慢な世間知らずのセレブ女優で、なのにどっか打たれ弱くて可愛い所のある役を演じるメリル・ストリープは流石にはまっててうまいし、全然芽が出ない万年コーラスガールのちょっと擦れて疲れた美人を演じるニコール・キッドマンもこれまたいい。
超絶綺麗な役も似合うのに、冴えない脇役でしかない人生を歩いているのに、美人だからこその悲哀が出ちゃうっていう感じと、本人が楽しんでこの役をやってる感じが見ててグッとくる。
もちろん最後はハッピーエンドで、みんなで歌って踊りまくって終わります。
ゲイの問題とかも絡んでるからって暗くなったりはしません。
認められなかったり、ふざけんなよっていう仕打ちを受けたりして悲しくなる瞬間もあるけれど、そんなもの歌って踊って解決していきます。
お風呂上がりに、なんか楽しそうな映画ないかなあ?明日お休みだから寝るのはまだもったいないしなーって時に、おすすめです。
バーテン役のアンドルー・レイノルズが田舎のモールで、偏見を持っててエマを受け入れることができない同級生たちに、それこそ歌って踊ってわかってもらおうとするシーンがある。
その中で「聖書の中で意味があるのは「隣人を愛しなさい」っていう部分ひとつだけ。」っていう歌詞を何度も何度も繰り返す。
「どんな」隣人でも愛せるといいね。
「どんな」がつくと、結構な努力が必要だけれど、ま、心に留め置くとしよう。
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