共存できないなら、なんとかして棲み分けするしかない気がする。
昨日の夜から冷たい雨。
おかしな夏日が終わって、冬っぽくなってきた。
本当に秋が短かった。
短かったけど今年の秋は体調がすこぶる良かったせいで、翡翠探検とか、ちょっと遠くまでの散歩とか、リュックデビューもしたし、結構アウトドア好きなの?っぽい行動をした気がする。
翡翠を発見した川沿いにはカササギもいるんだよね。
声は聞こえるし、木の高い部分に巣を作ってるのも発見してるんだけど、尻尾がちょっとだけしか見えなくて写真にも撮れなかった。
今度また、翡翠をもっとちゃんと写しに行くのと、声だけ聞こえてくるカササギを捕らえに行こう。寒くなったら大変そうだけど。
なんか、真っ白な雪の中にコバルトブルーの翡翠なんて素敵っぽい。
でも、そんなに雪なんて降らない。
毎日、住宅街にクマが来てるっていうニュースをやっているけれど、私が見たニュースの説明では、山に生えてるクマが食べる木の実が今年はものすごい不作だから、街に降りてきて農作物とか家庭菜園の野菜とか柿とか食べてるって。
クマの領域に入っていってちょっと悲しい事故にあったりしたって言われたら、少しばかりうーんと思うけれど、普段生活してるエリアで事故にあったりすると、ちょっと怖い。まあ、どこからがクマさんのエリアでどこからが人間のエリアなんて、本当は決まっていないんだから難しくはあるけれど。
あれって、どっかの広い山を1個、クマさんパラダイスみたいな事にできないんだろうか。その山の大部分にクマさんが好きな木の実やら、果物やらがなる木をたくさん集中して植えて、そこら辺一体にクマさんが集まって生活したら、街に降りてくる事なくご飯が食べれて冬眠できるみたいな。
クマさんもナワバリ意識が強いのだろうか。強そう。
でも、結構な大きさの山だったら今でもその中で暮らしているんだし、美味しいものがたくさんあったら喧嘩しないで穏やかに生息してくれないのかな。
日本って山多い気がするし、1個くらいクマさんパラダイスにしてもいいんじゃないかな。
なんならそのクマさんパラダイスに、イノシシとか鹿とかも入れてあげて、落ちてきた木の実とか果物とか食べたらいいじゃん。
簡単に言ってるけど、簡単じゃないのかな。
クマさんだって十分にご飯が食べれたら、わざわざ人間の生活圏に出張ってきて、下手したら猟友会に撃たれちゃうなんて危険犯さなくて済むし。
人が襲われちゃったっていうニュースも悲しいし、クマが処分されたっていうニュースも悲しいし、それを夕方のニュースで毎日報道するのも、だからどうしたらいいんだって思うし、クマ避けスプレー持ちましょうとか、庭の柿の木をなんとかしましょう、渋柿も食べますとか、そういう、なんていうかぬるーい情報を繰り返すばかりで、同じようなことばかり聞いてると「もっとなんかできないの?」って思ってしまう。
色々難しいんだろうな。
でも、難しくしてるのは人間?クマ?
私が山持ってたらクマさんパラダイスにプレゼントするのに。残念ながら山は持ってない。
知床の痩せ細ったクマさんの写真と、住宅街に出てきたぽっちゃりしたクマさんを比べて何が起こってるんだ!みたいなニュースも流してたけど、見たらわかるし、専門家も、食糧がなんとかかんとかって、専門家・・・。
おまけに、メタボグマとか名前つけて若干嬉々として言ってるし。
怪我をしちゃた人は本当に辛いと思う。クマが爪で傷付けた木の幹が写ってたけど、あの勢いで人間の体にって思うと、ゾッとする。
うーーーん。
最初の発想はくだらなくて馬鹿みたいだとしても、それをちょっといい風にどうにかして、頭のいい人達がなんとかして助けてくれないかな。
クマさんも、クマさんが出て来たら困っちゃう人達も。
なんか、どうしたものかなあ。
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