見出し画像

4時間越えの試合。ジャイアンツと錦織圭。

昨日書いた「塩昆布キャベツ」
いつも朝ごはんを食べながらDELISH KITCHENの今日のおすすめみたいな動画を見るのが好きなんだけど、今日のおすすめに「塩昆布キャベツ」が紹介されてた。

キャベツ1/4をカットして塩昆布大さじ1.5を混ぜてもむっていう所までは同じなんだけど、そこにニンニクのすりおろし小さじ1とごま油を投入してた。
ごま油とニンニクの組み合わせは、特にそれが苦手な人以外にはそそる香りと味が想像つく。これだな。今度はプラスしてみよう。

DELISH KITCHEN見てたら、キャベツと塩昆布の組み合わせのレシピがたくさん紹介されてた。

紫蘇と鰹節バージョンとか、シーチキンを入れるバージョンとか、ささみ入れるバージョンとか、ちくわまであった。
DELISH KITCHEN的には、キャベツと塩昆布の和物はド定番みたいだ。知らなかったな、こんなに当たり前のようなメニューだったなんて。
おまけにそこにシーチキンやちくわなんて入れたら、タンパク質も摂れるってわけか。

でも、腎臓を労わりましょうバージョンでは、タンパク質は入れないほうがいい気がする。だから紫蘇(ベランダで収穫待ち)と鰹節とか、ニンニクとごま油バージョンがいいのかもしれない。でも味変きくって素敵。

塩昆布ってそんなに調味料として使えるんだと、改めて驚いた。
お塩と昆布のお出汁が出るからそりゃ一石二鳥だよね。
塩昆布食べる習慣がなかったから、気がつかなかった。

って、昨日見た?見てないよね。4時間超だもの。ふふっ。
私もやることあるくせに、何度も離脱しようと思ったのに、最後まで見ちゃった。まあ、ずーっとソファーに座って齧り付いてみてたわけじゃないけど、なんか歓声が聞こえるとリビングに移動してチラチラ確認。

12回の裏、丸(ランナーが出てるといまいち打てない。今は打率がいい)がヒットで出て、小林(今年は絶好調で原監督から「存在感出してきましたね」って新人でもないのに言われた人)が見事なバントを決めて、吉川(守備が超絶上手なセカンド。ヒットも打てる)がさよならツーベース。打った瞬間、リビングが揺れたね。

よくて引き分けだと思ってた。負けないだけいいやって。
おまけに吉川の打順になった時、吉川が出たら大事なところで岡本(ジャイアンツの4番、私の推し。ただいま絶不調)に回ってくる。どうしよう。また打てなかったらかわいそう。とか思っちゃって「決めるんだ!吉川。君が決めてくれ!と心の中で思ってしまった。いや、口に出した。

なんてことだ。自信を持って「吉川、ヒットでつないで、岡ちゃんに回すんだ!」って今は思えないのが辛い。推しなのに・・・。

波があるよね、人間だもの。待ってるよ、君のバットから放たれたボールが果てしなく空を切って飛んでいくのを。

しかし4時間越えって、錦織圭のグランドスラムの試合じゃないんだから。
ローランギャロスでまた100位以下の選手相手に4時間越えの試合してる。
野球はみんなで4時間だけど、テニスは1人で4時間。
それもまだ初戦。案の定途中でメディカルタイムアウト取ってた。
あっ、きついこと言ってるように見えるけど、応援してるんだよ。
そこからの愛のある苦言。

どうしてかなあ。ワウリンカやマレーのテニス見てると、年を重ねたからこそのテクニックを駆使して戦ってる風に見えるのに。
マレーは若い頃のように相手のボールを拾って拾って走り回ってみたいなテニスをそこまではしなくなったし、ワウリンカはクレーコートで絶対の強みになるサーブを持ってるから、それをポイントポイントで叩き込んで(ワウリンカは片手バックハンドもかっこいい)やっぱり無駄に走り回って体力を消耗しないように戦ってる。

引退しちゃったけどフェデラーなんてあの年齢までやるために、いろんな戦略を考えてた。最近じゃナダルもそんな感じ。

誰だって年をとるし、怪我もする。

錦織圭、テニスファンならみんな思い出す試合。
2014年全米でジョコビッチを倒して決勝に行った時は震えた。グランドスラム取るのか?って。そうやって必死で掴んだ決勝戦で、同じくらいのレベルのチリッチにあっさり負けるとは思わなかった。
体力、ギリギリだったんだと思う。そりゃあ、準決勝、ジョコビッチだもの。

ある教授が言ってた。
「君たちは何万人のうちの何人しか受からないとかいう数字を鵜呑みにしてるかもしれないけれど、ここにいる50人のうちの10人に入ればいいんだから、何万人なんて数字を気にする必要はないんです」って。
「ここにいる50人のうち、ただ単に試験当日、振り子が一番高い場所に振り切れた瞬間を手にした人が10人残る。君たちにとって合格はただのタイミングっていうだけです」って。

2014年のあの暑い夏の全米オープンでの決勝。選手としては小さな体で怪我もしてて、決勝に来るのが精一杯だったかもしれない。いつものようには動けてもいなかった。

コートの前後左右を走りに走って、ボールを拾う。そんなふうにしてやっと勝ち取ったポイントをチリッチのサーブ1球で失ってしまう。
そんなテニスで疲れないわけもなく、決め手にかけて体力を消耗し古傷も痛む。
もう彼の振り子をあの高さまで振ることはできないんだろうか。
あの瞬間、タイミングを掴むことができなかったのは確かだ。

別に、グランドスラム取るとかそういうの関係なしに見てればいいのかもしれないけれど、勝ち負けがあるのがスポーツだと思ってるし、その過程が大事だっていうのもわかるけど、プロになるような選手はどの選手だって大抵ものすごい努力をして、いろんなことを乗り越えてきてるんだと思うから、引退してからドキュメンタリーで見る分にはいいけど、やっぱり勝ち負けの世界だと思ってしまう。

他人には厳しいな。私もがんばろーっと。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?