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久しぶりにプラネタリウムに行きたくなった話と、ちゃんとできないヤツ強迫観念。

いやあ、昨日は朝からなんだかんだと外部からの攻撃にさらされて、全くもって、こんな私にでも多少あるささやかな日常のスケジュールがぐっちゃんぐっちゃんになって、意気消沈。

ちょっと病的に、やるって決めた事ができなかったら「お前ってダメなやつ」って思っちゃう癖を子供の頃から持ち合わせているから、昨日は「お前ってダメなやつ」が発令される寸前まで行った。

思うんだけど、同じ事を何度もやらかす人とか、同じ事を何度も聞いてくる人とかって、頭の構造が違うんだろうか。
これは年齢を重ねてとか、ちょっと病気のせいでとかいう理由は外したとして、一見健康そうな働き盛りの人間に特定してのこと。

仕事で自分が今まで知らなかったことに遭遇して、人から教えてもらったり経験してクリアしたら「おー新しいことを教わった。新しいことが知れた。それもタダで。いやいやちょっと待てよ、お給料をもらいながらなんだからもっとラッキーじゃん!」って思えないんだろうか。
そして、天才じゃないんだから、メモれ。
スケジュール帳の端っこでも、スマホのメモでもいいよ。書くんだ。
自分の知識として貯蓄しろ。

何回もやってるのに「ロゴのデータが必要との事ですけど、どれをどうやって送ったらいいのかわからなくて、指示してもらっていいですか」100回以上(嘘、ちょっと盛った。でも、10回以上は聞いてる)お前さあ、覚える気ないだろ。
うちのスタッフにそんな奴がいたら、3回目で猫パンチ食らわしてるところ。
(多分、これを見たら(決して見ることはないが)3回ってのは嘘だ。2回だねって言うだろう)

ゴタゴタしてる間に、テキスタイルのデザインをちょっとやってて、そんでもってお腹がランチの時間になって、ランチはお外だーーーーってモールに息抜きに出かけた。

その時は至極幸せで、ランチの後カフェにいって、アイスクリームが食べたくなって、サーティワンがある場所に移動して、新作ショコラなんとかとフィグチーズケーキを半分半分食べて、坊主っくりの2年生くらいの男の子が、お母さんに「俺、かけうどんのネギ抜き!」ってでかい声で渋い注文をしているのを、あれだけの年数しか生きていないのに、なかなかの奴だと思いながら、舌先に溶ける甘い誘惑を堪能した。

そこで、あーーーー。日曜日、お父さんのところに行くのに、買っていかなくちゃいけないものがあった!と、こんな事している場合ではない、買いに行かなくちゃと思ってお店に向かう。

ランチの時間が遅かったせいか(いろんなアンポンタン達のせいで4時近かったの)外はもううっすら暗い。そりゃあ、アイスとかカフェとかでまったりした私も悪いけれど、お父さんのお買い物を急いで選んで(って言ってもちゃんと選んだよ)もっと真っ暗。

バス停に行ったら、見たこともない行列。えっ?なんなんだ。ちょっと小雨もちらついてきたし、昼間はあんなに暖かだったのに少しだけ風が出てきて、寒い。

アプリで確認すると、その路線のバスが全部30分以上も遅れてる。
はっ?始発だよね、ひとつくらい前が。って思ってしばらく佇んでは見たものの、逆方向からはバスが来るのに、その方向からは一台も来ない。コレハオカシイ。

も一回アプリを見ると、どんどん動いてないバスのナンバーが増えている。
だめだ、これは。
タクシーか?でも、これがまた運転するのもジェットコースターも全然平気だったのに、病気になってから三半規管がどうにかなったのか、タクシーに乗ると気分が悪くなる。
それも、運転手さんは乗るまで選べないから、ブレーキとかのタイミングが私のそれと合わない運転手さんに当たると、途端にウゲーってなる事が多いから、時間を潰すしかない。ということでカフェに逆戻り。

「あー、コーヒーが美味しいやあ。そうだ、ここは日本じゃないんだ。パリだ、イタリーだ。バスなんて決まった時間に来るわけないじゃん」と脳みそを騙しつつ、こうなったら思う存分ここにいてやるー。って、スケジュール離脱を決め込んだ。

本当だったらもっとイライラして、暴れてたかも知れないんだけれど、感動しいの私は朝読んだnoteの記事で感極まって、本当はちょっと泣いちゃった。そうだ、私のお父さんはまだ生存しているんだから、優しく大切にするんだ。って改めて思ったから。

なんでプラネタリウムの記事が?って思うかも知れないけれど、そこの部分ももちろん素敵でとても興味深いのだけれど(カール・ツァイスって聞くだけでウキっとなる私)ラストの方のお父さんとの思い出の描写がたまらなくて。
私が言ってもなんかあれなんだけれど、心がキュンとして抱きしめたくなるような時間が切り取られています。

帰りのバスの中、遅れたせいで通勤時間かよってくらい一杯になった。
私は席に座れたんだけど、途中から赤ちゃんを前抱っこして荷物をたくさんもったお母さんが乗ってきて、どうしようと思って一瞬ためらったら、私の前に座ってた女の子がさっと「どうぞ」と言ってそのお母さんに席を譲ってあげた。

私は一応病気なんだけど、見た目には全然そう見えないから、支障があっても誰にもわからない。だから座ってるのが心苦しい瞬間がある。
あの女の子に、とびっきりの良い事がありますように。

そして、やっとお家に帰ってnote書けなかったな・・・。と「お前ってダメなやつ」感情が湧き出てきて、とりあえず机に向かってモニターを眺めながら、適当に書き飛ばしてるように見えるかもしれないけれど、一応、あんまり適当には書きたくないなあと思いながら、でも、流石に疲れたのかキーボードまでの距離が遠ざかっていくーと悶々としていると、そうだ!この間バッチーの事があってショックで何にも書けなかった時覚えたつぶやきコーナーがあるじゃん!と思い立ち、それだけでもと書いてみた。

ら、スキをしてくれる人がいた。
こんな大した事ない私の一日の事なのに、読んでくれる人がいて、なんだかなあ、じんわり嬉しくなった。
あたふたした1日の終わり、お風呂に入る頃には幸せな気分。
「お前ってダメなやつ」発令を回避することができた。

明日は日曜日です。
ちょっと雲行きが怪しいお天気になりそうですが、暖かくして美味しいもの食べて、素敵な週末をお過ごしください。
きっと、あなたのところにはサンタさんが来ます。



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