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愛する人が半年後に死を選ぼうとしていたら。(おうちde映画)

◆あらすじ

主人公のルーは、イギリスの田舎町に暮らす26歳の女性。働き手のいない家族を抱えながらカフェでウェイトレスをしていた。ところがある日、カフェのオーナーが店を閉じることになり失業する。それでもなんとか見つけた介護の仕事は、あらかじめ6か月と契約期間が定められていた。ルーが介護を担当することになったのは、元実業家で大富豪のウィルという青年であった。ウィルは2年前にオートバイにはねられてから車椅子生活を余儀なくされる。事故により重度の脊髄損傷を負って四肢麻痺になっていた。生きる希望をなくしたウィルは周囲に心を閉ざすようになる。介護をすることになったルーに対しても、はじめは冷淡な態度をとっていたウィルであったが、ルーの懸命な努力に少しずつ打ち解けていき、やがて二人は恋に落ちる。かつての自分を取り戻したウィルとルーの恋は順調に進むが、以前から決めておいた6か月の期間が終わるころ、ウィルには安楽死にしてもらう予定があった。(wikipediaより引用)  


◆「世界一キライなあなたに」のここがオススメ

妹役のジェナ・コールマンがすごく可愛い。主人公より断然可愛い。  

でも観ているうちに主人公のルーがやっぱ可愛い!!そうなる映画。


登場人物がもれなくみんな優しい人。
ただそれぞれの優しさが少しだけ違っていて、その表現が良かった。


全編通してどんなに幸せなシーンも【この映画の<死>というテーマ】が観ている人の頭の隅にあって(映像の裏にあるような不思議な感覚)、なんとも切ない不安定で絶妙な幸せを感じられる2時間を生み出していると思う。  



生きること、生きられないこと、そして、生きないこと。


人生、死ぬ瞬間になっても何が正解だったなんてわかんないなら、正解なんてなくて何回満足した瞬間があったか、なのかも。

満足した瞬間を思い出して、ああもう一回って思って少し悔しくて死ぬのが幸せなのかもしれない。  

あなたならこの映画を見て、何を考えますか?


【世界一キライなあなたに】


ちょくちょく出てくるイギリスのお城やカフェや町がとてもおしゃれなので、それも見どころの一つです!

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