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独りが好きな瞬間

友達に「孤独を感じた時はどうする?」と尋ねたら、「寝る」と答えが返ってきました。

私も気分が落ち込んだ時には寝ることがあります。

孤独感がつらい時は何もできなくなってしまいますが、しばらくそのままでいて、何か思いついたら行動します。

過去に一人で旅行をしていた時は、孤独感や不安、わくわく感、夢中になる感じが入り混じっていました。

友達と一緒だと起こらない面白いことが好きでした。

ニューヨークに滞在していた時、現地の友人に会えなかったので、思いつきで家まで行ってみようと挑戦しました。

地下鉄の地図を見て大体の場所を確認してから電車に乗りました。(普段は地図など全く理解できないのに)

着いた駅は初めて降りる場所で、右も左もわかりませんでした。

そこで不動産屋に入ってみましたが、詳しく教えてもらえませんでした。

とりあえず方角だけ聞いて、そちらへ向かって行くことにしました。

途中迷っている私に気づいた配達員が心配そうにこちらを見つめていましたが、私は無視して歩き続けました。

しかし、やっぱり無理で、さっき来た曲がり角を覗き込むと、まだそこにいた配達員のところへ駆け寄って助けを求めました。

彼は嬉しそうに応えてくれました。

私を待っていてくれたのです!

助手席に乗せてもらって地図を見てもらい、住所の家を一緒に探してもらいました。

最後には「Good luck!」と言って去って行きました。

助けてくれた理由は、私が子供に見えたからかもしれませんね。

最終的に目的地にたどり着き、運よく救ってもらってハッピーです。

しかし、その安堵感を得る前は、相当焦っていました。

やばいことになってしまったけど、後戻りできず、本当に困っていて、何人もの人に声をかけましたが、「ワカラナイ」と言って助けてもらえませんでした。

ちなみに友人は不在でしたが、帰り道、私は意気揚々としていたでしょうね。




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