政治との間合い
日本銀行は独立しているという建前だ。しかし異次元緩和以来、政治主導で金融政策が決められている感は否めない。いくら中央銀行が独立しているといっても、民主主義国家で唯我独尊的に中央銀行が行動するというのも無理がある。
落とし所としては金融政策の目標は政府と協調して手段は現場の日本銀行の裁量に任せられるというものだろう。
そういった場合、金融政策のファンファメンタルズの分析は日本銀行が発信する情報2お丹念に捕捉し、実際の政策変更のタイミングは政治の動向次第という側面が強くなろうと思う。
政治と日本銀行がどのようにコニュニケーションえおとっているかの情報は公開情報からは完全には伺いしれない。日銀ウォッチャーにとっては政策変更を的確に予想することは大変難しくなっているというのが正直なところだろう。
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