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考えるな、感じろ

スーザン・ソンダクの『反解釈』という文章を読んだ。スーザン・ソンダクの批評に対するマニフェストだとされる。

プラトン以来、芸術は自然を模倣するものであり、模倣する「形式」が芸術の技術であり、その「内容」を読み取り解釈することが芸術を鑑賞することだとされてきた。

スーザン・ソンダクは解釈することをやめて芸術そのものをもっと見、もっと聞き、もっと感じろという。

これを読んだとき、ブルース・リーが映画で「考えるな、感じろ」と言っていたことを思い出した。僕が新入社員の頃、仕事が合わなくて悪戦苦闘していたときに先輩からブルース・リーのこの言葉をよく言われたものだ。

明日から新社会人になる諸君、慣れないことも多いとは思うが、まずは「感じる」ことから入ってみることをオススメする。

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