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怒りを感じやすくするにはどうしたらよいか(ココロノマルシェ)

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こんばんは、日本にはまり切れなかった、海外脱出系カウンセラ-、あしべはるかです。さて今日は、*ココロノマルシェへのご相談にお返事をしたいと思います。
*(根本裕幸カウンセラ-の、カウンセラ-育成講座を卒業したお弟子たちが、皆さんからのご相談に、無料で回答するブログです)

ご相談内容
怒りを感じやすくするにはどうしたらよいか
(かるしうむさん)


怒りという感情を昔から抑え込む、或いは自分の中でなんとか納得させることを常にしていたせいか、怒りを感じる場面があってもほとんど感じる間もなく自分の中で押さえ込んでしまいます。
いつもあまり感じる間もなく自分の底にしまってしまうので感じようとしたときにはもう遅いという状態が毎回続きます。
ちゃんと感じてあげられるようにするにはどうしたら良いでしょうか。

こんにちは、かるしうむさん!ご相談ありがとうございます。かるしうむさんは、きちんとしていて、思いやりのある方なのかな、と思いました。文章を読んでいても、イライラとか怒りが、私には伝わって来なくて。。。ニュ-トラルというか、きれいな感じがします。相談してみよう、と決心したからには、誰かに怒りをぶつけられる、とか、何か怒りたくなってしまうことが、続いたからではないかなあ、と勝手に推測してしいるのですが。

<怒りを感じる場面があってもほとんど感じる間もなく自分の中で押さえ込んでしまいます。

そういう場面になった時、他に何を感じますか?こわいとか、逃げたい、とりあえずこの場をおさめなくては。。。とかでしょうか。その後、やっとひとりになってから、改めて怒りを感じようとなさっているのですよね?

感情って、その場その場で、湧き上がってきたときに、感じないと、ふっと消えてしまうんです、リアルタイムなのですね。もちろん感動を何度も、味わい返す、ということは出来ますけれど。最初のリアルなのに比べると、やはり鮮度は落ちますよね。

まず怒りを感じる許可を自分にあげてみませんか。それがいけない、とか嫌だ、と思ってしまったら、怒りに発展する前の、むっと、またはあれっ?と感じた時点で、感じてみるのは、どうでしょうか。それが出来たら、少しずつ、怒りを受けとめていく。。。

一つワ-クをご紹介します。身近な人たちに頼んで、怒ってみる練習です。ご家族や恋人、友達を巻き込めるようであれば「ちょっとしたこと」でムッとしてみる。少し怒ってみる。コツは、大きな怒りになる前に小出しにしてみる、です。そうでないと、周りもそうですが、特に自分がびっくりしてしまいますから。そして、仲直りのためのセリフを前もって準備しておきましょう。「怒ってしまってごめんね」「それはあなたの事が好き、って素直に言えなかったから」「聞いてくれてありがとう」 ごめんなさいや、許してください、愛しています、ありがとう、を入れると、気持ちが伝わりやすいと思います。

映画を見るとか、歌を大声で歌ってみるのもお勧めです。怒りだけでなく、それ以外の感情の発散も一緒に助けてくれるテ-マのものがいいですね。大声で笑ったり、泣いたり、怒ったり。。。喜怒哀楽のメリハリが聞いているのであれば、何でもいいと思います。もちろん、かるしうむさんがお好きなジャンルやテーマを選んで下さいね。

そもそも、どうして我慢することになったのか、そのきっかけを、振り返ってみるのも、いいかもしれません。ご相談文の感じから、かるしうむさんは、優しくて繊細な方のような気がします。誰かが怒って相手が傷付くのを見てしまい、「怒るのはいけない!」って怒りの感情に封をしてしまったのかもしれません。昔から、とありますが、何があったのか、心当たりはありますか?もしかしたら、心の中かでブロックになっているものを外す、機会がやって来たのかもしれません。

怒れない優しい人、大人しいタイプの人って、誰かが怒っている時、自分の上の嵐が過ぎるのをじっと我慢しながら、待ってしまいませんか。私の育った家庭では、母が怒るとガス湯沸かし器みたいに、ボッと火が付くタイプで、優しく大人しい父がそれを耐える、のがお決まりでしたから、私自身怒りに対して、苦手意識が未だにあります。

持て余してしまって、怒りの部分だけ自分の感情の中から、取り出してしまいたくなる時って、ありませんか。でも喜びも悲しみも、怒りも、全ての感情は人間の身体に生まれつき備わっているもので、人間の生存を助けてくれるもの。怒りは、自分の身の安全が脅かされたと感じた時に、この怒涛の力を使って、逃げたり、自分の身を守るために、戦ったり出来るのですね。

現代社会は、文明化が進んで洗練されていって、怒りは、出し方によっては、あまり歓迎されないんですけれど。。。それも私たちの一部なので、上手く、お付き合いできるようになっていきたいですよね。少しでもかるしうむさんのお役に立てれば、うれしいです。

お読みいただきありがとうございました、あしべはるかでした。



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