1000個焼いてきて感じる、ホットサンドの魅力
こんにちは!ohiraです。
突然ですが、皆さんはホットサンドをご存知でしょうか?
ホットサンドとは、サンドイッチの要領で具材を並べたものをホットサンドメーカー(普通に焼くだけでもできます)でギュッと挟んで焼いたものです。
キャンプなどで登場することが多く、アウトドア関連のお店で見かけられた方も多いかもしれません。
私は過去に小さな規模ですがホットサンドのお店を経営しており、焼き立てのホットサンドをお客様に提供させて頂いておりました。
今でも定期的に焼いては研究を積み重ねており、今まで焼いてきたホットサンドの個数として1000個以上は確実に焼いてきました。
今回はそんな自分が感じている「ホットサンドの魅力」について綴っていこうと思います。
---
食欲をそそってくる絶妙な香ばしさ
焼き立てサンドを一切れ手に持ち、いざ口に運ぼうとするとまず鼻に届く美味しそうな香り。
トーストがバターでこんがり焼けた香ばしさです。
これが何よりも先に来て、最大限の食欲をそそります。
ただ、個人的にはもう一点その奥に香ばしさを感じます。
それは、詰めた食材から醸し出される独特の香ばしさです。
これは具材によって毎回違います。
アボカド・トマトをマヨネーズでまとめた香り…
コロッケ・大量のキャベツをソースでまとめた香り…
チョコ・バナナを焼いた際の溶けたチョコの甘い香り…
同じ食材でも少しテイストを変えたり量をかえるだけで、全然違った顔を見せていつも楽しませてくれます。
何度食べても、焼きたてのこの一口目の感動はたまらないものがあります。
”カリッ+しっとり+?…"の独特な食感
これは自分が初めてホットサンドを焼いた時から今までずっと惚れている点です。
焼いたことによって、外は”皮”のように薄く「カリッパリッ」ととした食感になり、
その次にパン内側部分の「しっとりもったり」とした柔らかい食感がきます。
そして、最後にそれぞれの具材によって違う「カリッ、シャキシャキ、トロッ」などの様々な具材の食感。
これが一口で味わえる楽しさと美味しさはホットサンド独特だと感じています。
ギュッと焼いたことによるまとまり
サンドイッチとホットサンド、どちらも全く同じ食材で作成したことがありました。
その際に気づいたのが、焼くことにより具材のまとまり感を一層感じる組み合わせがあったことです。
サンドイッチの際にはそれぞれの食材で主張してくれるように感じていた組み合わせが、
ホットサンドで熱が入ることにより少ししんなりとまとまって、また違った顔を見せてくれます。
そして、このまとまり感は「パンと具材」の関係性でもあると考えています。
ギュッと詰めて焼くことにより、量もあまり多く感じず「おにぎり」のように食べやすくなっているように感じます。
実際、お店の営業時にサンドの全体量を聞いて食べきれるか心配される方が多くいらっしゃいました。
そこで「食べきれない買った際は半分お包みしますよ」と添えていたんですが、大概「ペロッといけました〜」と食べていただけることが多かった気がします。
誰でも、ある程度の「かたち」にできる点
自分はホットサンドを焼くまで料理という料理は全くしたことがありませんでした。
(典型的なんですが、カップラーメンのお湯沸かしくらいしかできませんでした…)
ただ、ホットサンドに出会い"パンと具材を並べて調味料合わせて焼く"といった内容だけである程度のものを作ることができました。
もちろん、そこから微調整を今も続けて成長してきましたが初めての方のでもある程度満足いただけるレベルのものを作ることが可能だと感じております。
もちろん他の料理でも「お手軽・簡単」なものは多く在るかと思いますが、
ホットサンドの場合は”なんか料理した感”を強く感じることができるように思います。(完全なる個人的主観ですが)
---
といった感じで、
以上が自分が個人的に感じてきたホットサンドの魅力です。
4点目でも綴りましたがホットサンドは誰でも挑戦しやすいように感じているので、興味を持っていただけましたら是非是非チャレンジくださいませ〜
この記事書いてたら、今日も食べたくなったのでこのあと具材の組み合わせ考えてみます〜
本記事、読んでくださっておおきにありがとうございました。
本日はこのへんで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?