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「みんなちがって、みんないい」をダンスから学んだ話

まず、第一声でどうしてもお伝えしたいことがございます…

この記事を開こうとしてくださり、ありがとうございます!!

恐らく、タイトルだけ見たら
「ダンスのことなんて分からないし、この記事に興味はないかな」
となる方も多いのではないかと感じました。

そんな中で目に留めてくださり感謝しております。ありがとうございます。

今回の記事、いつも以上に気持ちを込めて綴りましたので
最後までお読みいただけると幸いですm(_ _)m

こんにちは!ohiraです。

少し前のことですが、オリンピック新競技であるスケートボードにおいて
堀米雄斗選手や四十住さくら選手が優勝されて話題となりましたね。

スケボーはストリートカルチャーが背景にある競技ですが、
このオリンピックという大舞台で選手が一生懸命プレイされている姿を見て
自分も深く感動していました。

それは自身もストリートダンスを12年間続けており、
同じ”ストリートカルチャー”に育ててもらったことが大きく関係しているかと思います。

そんなことで、今回の記事では、自身がストリートダンスについて感じてきたことを綴ってみようと思います。


この記事で皆様にお伝えしたいことの結論を先に書くと、
ストリートダンスのおかげで「みんなちがって、みんないい」といった言葉の意味を深く感じることができたということです。


(注釈:これ以降記す「ダンス」は「ストリートダンス」の意味として綴っていきたいと思います)

・ダンスとの出会い


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そもそも自分とダンスの出会いは、中学3年頃にさかのぼります。

その頃の自分は、
“人が普通にできることが自分にはうまくできない”
といった事が多く、その違いを強く気にしている頃でした。

勉強や人との会話などすべての面で、うまくできないことが多く
「自分は変わっているんだ」といった感覚がありました。
同時にそれがコンプレックスであり、情けなく感じていた時期でした。

そんな時に深夜にやっていたあるダンス番組を目にしました。

そこでは、グニャグニャとした動きやムーンウォークなどの不思議な動きするダンサーが映っていました。

動きだけを見ると「不気味でなんだか気持ち悪い」と感じるはずですが、

自分は
「何だこの見たことのない動きは…!すごくかっこいい!」
と人生の中で見たことのない文化に一気に惚れこみ、
そこから「ダンスに挑戦してみたい」と思うようになりました。


・ダンスの世界にのめり込んでいく

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その後本格的にダンスを始め、高校・大学・社会人と全ての時期でダンスを続け楽しんできました。

初めの頃はうまく踊ることができず、馬鹿にされたり恥ずかしい思いもたくさんしました。
今でもこの頃の悔しさや練習した時間を忘れたことはありません。

この際にも自分の踊りには他の人と違う要素やクセなどがあり、
「自分は人と違うこと」を感じることが何度もありました。

ただ、毎日鏡に映る自分の踊りと向き合い、
ダンスの様々な世界にも飛び込んでいったことで
少しずつ成長していくことができました。

そんな中でいろんなダンサーにも出会い、一人でやってきたダンスも次第に多くの仲間や知り合いができました。

今周りにいてくれている人たちを見回しても、この繋がりが大方を占めます。


・そんなダンスを続けた先に見えたもの

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そんなダンス人生を歩み、沢山のダンスを見てきて感じることは
「踊りにはその人の個性が顕著に表れる」
といった表面があるということです。

良くも悪くも、どんな人でもこれは必ず出ると言えます。

ダンスにはジャンルといった”踊りの種類”があるんですが
そのジャンルのどれを選ぶかといった点でまず自身の個性がでます

そして、そのジャンルの中でも
雰囲気・音の捉え方・キャラクター性・シルエット・大事にしているポイント 等
人それぞれで全く違った個性が現れてきます

技術のみを100%詰め込んでクリアに攻めても
色気をふんだんに使い艶やかに魅せても
明るいキャラを第一に人が笑顔になるような表現をしても
暗くて不気味な雰囲気で、職人のようにこだわった技を魅せても

表し方はなんでもいいんです。

この世界で求められていることはただ一つ
自分にしかできない踊りで、現場において一番かませるかどうかのみ。

そんな踊りのスタイルは、
一つの”アイデンティティ”であり大事な自分の武器であると感じました



・「みんなちがって、みんないい」であることに気づく

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そんな色んな個性のある踊りを感じた末に自身がたどり着いたことは

結局どんなスタイルも「みんなちがって、みんないい」という考え方です。

時にはあるダンサーが輝くこともあるが、
環境と状況が変われば違うダンサーにとてつもない光があたる瞬間
も何度も目にしてきました。

もちろん、誰でも同じ確率でその瞬間が来るわけではないと思います。
認められやすい人・周りから称賛される人は
それだけ見えない部分で努力を積み重ねたり、元々の才能が
大きく関わっていたりもあるかと思います。

ただ、それでも他のスポーツや文化に比べて
どんな人の個性も受け入れられ輝く瞬間は多いように感じます。

この、"どんな人でも輝ける瞬間がある文化"が私は大好きです


そして、歳を重ねるごとにこれはダンスの世界ならずとも
人間世界の万物の物事全てに言えることのようにも考えています。

小さい頃からよく耳にしてきた「みんな大事な個性があるよ」といった言葉をこのダンスの文化のおかげ本気で感じることができている気がします。

また、このおかげで昔自身が強く気にしていた
“他の人が普通にできることが、自分にはうまくできない”
といったことも今では大事な自分の色だと捉えることができています

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これが自分がダンスを好きになった理由・好きな理由です。

今回のテーマは「自分のダンスに対して感じていること」を綴りましたが
これはnoteに関しても同じことを感じています。

noteの世界・SNSの世界では自分の全く違った生い立ちを歩んできた人
の人生が垣間見れるのが楽しみなこともあり始めました。

言わば、自分以外の人の大事な個性を見れるツールであると考えています。

どんな内容でも是非読みたいので、皆様もお忙しいかと思いますが記事投稿是非よろしくお願いいたします!


少し長い記事になりましたが
今回の記事もお読みくださり、おおきにありがとうございました。

本日はこの辺で。

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