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映画日記。


先週の映画日記。


観た映画は、


▪︎わたしは、ダニエル・ブレイク
▪︎ローズの秘密の頁


先週はこの2本を観た。
両方見応えがある映画。


「ローズの秘密の頁」

U-NEXTで鑑賞。

ルーニーマーラが大好きなので、
まだ観たことのないこの作品を選んだ。
「時代に翻弄されながらも一途な愛を貫いた女性のミステリアスなラブストーリー」っていう紹介文を見て、
「はい。見ます。」ってなりました。


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私、ルーニーマーラがめちゃくちゃ好きで、
でもこの作品はまだ見たことなくて、それで見たんですけど、
やっぱりめちゃくちゃ良かったです。
ルーニーマーラの出てる映画にハズレなし、、。
というか、ストーリーの好みはもちろん色々あるけど、
どの作品で観てもルーニーマーラはその役にぴっっったりで、
なんかピタッと見てる私の気持ちにハマるんだ。
ズレみたいなのが無くて、すごい。
あと、この映画においては、
ヴァネッサ・レッドグレイヴにも釘付けになりました。
すごく有名な方だけど、私が意識したのは初めてで、素敵だなって感じました。
この説得力のある眼差しは頑張ったって手に入れられないから、
私も人生頑張ろうって思った。(?)笑


「わたしは、ダニエル・ブレイク」

Netflixで鑑賞。

ケン・ローチ監督の新作が見たいので、
マイリストに入れたままになっていたこれを観た。


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(見てからこの写真を見ると苦しくなる、、)


リアル。現実だった。
救いも希望もない。
めちゃくちゃしんどい。
現実を突きつけられるお話。


いや、助け合って生きたり、
いろんなものに負けずに自分の意思を打ち出して取り巻かれているものを変えていこうとする姿勢は少しの希望かもしれないけど。


でも状況は好転しないし、むしろどんどん追い詰められるし、
観ている私も心が締め付けられる。
ダニエルの言い分は真っ当で正しいし、
でも役所の人たちの言い分も間違ってない、頭ごなしのあの言葉たちではなかった。
だからそれが、そのバランスだから、辛かった。


フードバンクであまりの空腹にその場で食べてしまうシーン、
涙と、見ていられないほどキツイ気持ちが溢れた。
その女性がしていく選択が、自分の身をすり減らしていく選択にどんどんなっていく様も現実だし、目を背けたくなった。


日本もあんな風になっていくのかな、
もうなりかけてるのかな、って思った。
自分の生き方、なんて出来なくなってしまうのだろうか。


こんな現実なら、愛とか、意味ないんじゃないかって思っちゃうな。
でも私はいつも愛だけは信じて生きてみようか。


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おひか。


2019.9.17

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