見出し画像

【四川/西安③】中国人向けツアーに一人で乗り込んだ話~1日目~

九寨溝は中国四川省北部のアバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県にある自然保護区であり、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。(Wikipediaより)

九寨溝は世界遺産でもあり、去年地震もあったので、知っている人も多いだろう。
私が九寨溝という場所を知ったのは一年早く留学した同級生がFBに九寨溝に行った写真を載せていたのを見てから。
「実物を見たい」という想いから留学したら必ず行こうと決めていた場所。

ツアー参加に至った経緯

当初は自力で行こうと考えたが、自力で行った場合まず①成都から九寨溝までバスで行き、②次の日に朝から一日九寨溝、③翌日に黄龍まで日帰り、宿がないため九寨溝に戻る④また九寨溝から成都に戻る、⑤その途中に松藩という古城がある地域に一泊して寄ってもイイネ!、とか考えていたら5日も要する...。
そのプランだと移動に2日も費やしてしまうが、ツアーなら2泊3日で黄龍・九寨溝に行ける!ということで去哪儿网という旅行サイトを使い、ツアーに参加した。松藩は今回は見送り..。

黄龍・九寨溝ツアー日程(二泊三日、7食付き)

1日目:5時にホテルからピックアップ。SAで朝食、黄龍に着く前にツアー向けの店で昼食、14に黄龍着。3時間くらい黄龍観光。20時半ホテル着、夕食。2日目:朝食後、一日九寨溝観光。18時にホテル集合で19時から四川の伝統劇?鑑賞、ホテルに戻って夕飯。3日目:朝食後お土産屋に寄って、草原行って火鍋食べる、夜9時過ぎに成都着。

外国人だから+300元したけど、ツアー自体は781元(≒約1万3000円)。
けど自力で行くより断然楽!

1日目・ゲストハウスのチェックアウト時にスタッフが起きてない

朝5時にホテルまでツアーの迎えが来てくれるため、チェックアウトしようとしたけど、朝が早すぎて受付に誰もいないww
とりあえずパニックで、鍵持ったまま運転手のところに行って事情を説明。運転手の人が管理人に鍵を返したい旨を説明してくれて、なんとか鍵を返却。それから全体の集合場所へ向かう。

ツアー全体の集合場所にて、朝ごはんの屋台が出てた。
待ち時間にツアー客にレインコートを20元で売ってたので購入。のちのち役に立った

出発してから、ガイドさんが前でおしゃべりを始める。四川訛りのツアーガイドさんの説明は聞きづらかった。四川訛りを標準語の音に置き換える手間もかかるし、4割ほど聞き取れるかな、というレベル。

ご飯はしっかり出た

成都から黄龍まで7時間、九寨溝まで直だと10時間。途中サービスエリアで休憩が何回かあった。

水分補給?でフルーツが売っている。
ご飯もここでいただく。

SAでの朝ごはん 全体的に味気ない

昼ごはん 味はまずまず
やっぱり天津の料理がおいしいと確信した。

SAでついに遭遇、ニーハオトイレ。

噂に聞いていた、壁がないトイレ。通称・ニーハオトイレ。留学してるうちにはきっと遭遇しないなーと油断していたら、唐突に現れた。さすがに写真は撮れなかったが...。田舎にいけばあるのね
ちなみにサービスエリアでのトイレは入場料?として1元取られるところが多いので、小銭や1元札を持っておくとスムーズに入場できる。

道中

ずっと山ばかりだったが、松藩あたりになってくると城壁に兵隊の像がいたり、もっと進むと少数民族が住んでそうな家やイスラム教のお寺もあり、その辺に馬や羊がのんびりしていた。

山の上の方に行くと、雪が積もっていた
6月だったけれどウルトラライトダウンがとても役に立った。

黄龍散策

私が外国人一人だったので、そのツアーに参加してい中国人の大学生の女の子3人が気遣ってか、一緒に行動してくれた。
彼女たちは四川の大学に通っていて、卒業旅行として参加していたらしい。

写真手前の3人

長い年月をかけて造りだされた自然の産物

天気が悪かったのが残念。山の上は雨降りやすいらしいから...

洞窟もあって、派手にライトアップされていた。さすが中国。
でも幻想的!

野生のリスが現れた!

標高2000m超えのため、途中1人高山病になって、一番上までは行けなかったけれど、とぼとぼ歩いて、入り口に戻るまでに時間いっぱい使った。

ツアーガイドにお金を巻き上げられる

バスに戻り、しばらくするとガイドさんが何やらお金を徴収して回っている。自分のところにも来たので何の金か聞いてみたが、「Three hundred yen!」みたいに英語で値段しか言ってくれない。オプションの乗馬の金かと思い、要らないからと払わずにいても、彼もしつこく食い下がる。
払わなければいけない金か?と聞いたら(この質問の仕方がまずかった)、そうだ、と言われたので、しぶしぶ払ってしまった
後からさっきの大学生たちに確認したところ、やはりオプション代だったらしく、別に払わなくてもよかったと...。彼は私が日本人だから強めに押せば折れて払ってくれると思い、粘ったのだろう彼の策略にまんまとハマってしまったことが一番悔しい。日本円にして、5000円。このお金でちょっと良いお肉が食べれたな。

泊まったホテル

九寨溝のツアー旅行用のホテル。敷地に棟が15棟くらい分かれてて、ホテル村みたいな感じ。名前は忘れた..
ほんとに安ホテルって感じで、浴室はシャワーとトイレの仕切りがなくて、シャワー後は便器とか床が大変なことになった(笑)

寝るところさえあれば、それでいい...

同じく一人で参加していた25歳くらいの女の人と相部屋になった。
彼女はたしか、武漢出身だったかな


夜ご飯が一番おいしかった!

中国の円卓っていいよね。皆の顔を見ながら、ご飯を食べることでコミュニケーションがとりやすい。
皆今日初めて会ったばかりの人たちだったけど、どこに留学してるの?とか話しかけてくれたり、現地の人はご飯の時にネギをそのまま齧るんよ!ってネギをくれたり、、

(そのままはさすがに辛すぎて食べれなかった。笑)

あ、そのまま齧るで思い出したけど、中国の人ってよく香味野菜を生で齧る。飲食店に行ったらニンニクが生で置いてありがち!
で、かじってみるとやっぱり辛いんだよなぁ..。そういうところの味覚の違いが面白いなぁなんて思ったり。

いただいたサポートは旅行資金にさせていただいきます☺