私がProgyny(プロジニー)株を購入した理由
目次
Progyny(プロジニー)とは?
米国ニューヨークに本社のある不妊治療専門の福利厚生企業。2008年創立(NASDAQ: PGNY)である。顧客企業の福利厚生としてその従業員の卵子凍結や胚移植などをサポートする。
顧客企業
マイクロソフト、ペイパル、グーグル、ユニリーバなどの大企業などを含めて180以上の企業の福利厚生として採用され、採用数は増加している。福利厚生として利用している従業員数も270万人を超える(2020/11/5現在)。
結果として、Progyny(プロジニー)を採用しない企業と比較して出生率は23%上昇した。
売上高
売上高は順調に伸びている。四半期で見ると2020年第三四半期に売り上げの減少がみられるが、これは新型コロナにより、利用者の減少がみられたことによるものと考えられる。
EBITDA
EBITDAも順調に伸びている。売上高と同様新型コロナの影響が2020.6に表れている。
その他の指標
売上高QonQ:61%と高い成長率を維持している。前年同期比でも上昇傾向である。上にPSRは13と割高ではない。
決算
過去1年において、全てのコンセンサスを上回る結果を出している。順調で堅実な会社であることを示している。
株価
右上がりの株価である。
まとめ
この企業の提供するサービスは、従業員の所属する企業が福利厚生として契約するものである。そこで「米国経済全体が良いこと(特にGAFAMなど)」と「この企業の業績」には相関があると考えられる。現在電気自動車などの様に
追記
色々な災害が起きた後に出生率は上がる。「新型コロナが怖く計画的な出産を控えていた人が出産を試みる場合」と「危機的な状況後における動物としての生存戦略」などが考えられる。実際に東北大地震の後では福島の出生率は上昇した(*1)。世界でもコロナ後の出産バーストを予想する報告が上がっている。
*1: 大規模災害が出生世代女性の意識に及ぼす
影響
https://www2.rikkyo.ac.jp/web/murase/17repo/17hokoku2.pdf
*2: The coming COVID-19 baby bust: Update
https://www.brookings.edu/blog/up-front/2020/12/17/the-coming-covid-19-baby-bust-update/
追記2021/4/27 新高値を取っている。まだまだ買いだと思う
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