無職としての振る舞い、テラスでモーニング、気持ちの良いお昼寝
【9:30】
いつもの治療院へ。
今月2回も3連休があると言われ「え?そうなの?!」となる。
「それって金曜が休みですか?それとも月曜が休みですか?」と聞くも
『え〜、どっちだっけ?』とのこと。
私たちは平日休み組(特に私はいま毎日休み)なので世の中のことがいまいちよく分からない。
敬老の日の話になる。先生が『でも普段から結構敬ってるから特に仰々しくやる事なんてない』と言うので「分かります!私も普段からドアを開けてあげたり道を空けてあげたり…」などというと先生も負けじと普段からご高齢の方に気付かれぬようにやっている善行をお披露目してくれる。
最終的に私が「お年寄りが車道にはみ出さないようにちょっと手前のアウトコースから圧を掛けて歩道に遠隔で押し込む」と言ったら先生も『めっちゃ分かる!!!』となり、この普段からやってる人じゃないと分からない謎の行動をニュアンスで汲み取ってくれる辺り、これ本当にやってるんだな、となり最終的に
“私たちは本当に優しい人間だ”というところで落ち着く。
治療院を出ると目の前にいかにもお年寄りらしいお年寄りがいたので遠慮なく車道側を歩き守らせていただいた。今日も無職は無職なりに優しく世界を回す。
【10:30 】
天気が良いので外のベンチでパンとカフェラテで朝ご飯。
基本いつも割引品しか買わない。
節約の意味はもちろんあるが、無職期間が長引いている私にとって“割引品を買う=成功報酬”なので仕事ができない今、これ位しか成功体験を得る方法がない。
思考が完全に無職。人間の適応能力はすごい。
【12:30】
帰宅。
治療院へ行く前に洗濯機を回していたのでそれを干す。新しい洗濯機最高。
でもチャイルドロック機能がついており、尚且つ蓋が透明じゃなくなってしまったので回っているところが見られなくなってしまいとても悲しい。
洗濯機とは注水され洗濯物が濡れていく様や、ぐんぐんと回っているところをただぼぉーーーっと眺めるのが醍醐味なのに。
煮込み料理の蓋を開け、心が満たされていくあの感覚に似ているのだ。それが出来なくなった。チャイルドがいないからロックの外し方を教えてほしい。
(ネットで検索したら故障覚悟でロックを破壊するしかないらしい。それは無理。)
その後はまたずっと寝てしまった。
乱れつつもやってきた生理。今回の生理はもう毎日とんでもなく眠くて、
平気で4−5時間寝てしまう。身体もすごく疲れててお散歩も全く出来ず。
しかもその辺の床に転がったまま、枕も使わず非常に気持ちよく寝てしまう。
最近夜にあまりうまく眠れてなくて、ベッドが暑いからかな、と思ったりしてたんだけど本当にそうなのかも知れない。床の方がよく眠れる。
「涼しい マットレス」で検索し始めたらまたドツボにハマりかける。
まぁ、良いか。もうすぐ涼しくなるだろう。
【20:00】
ごはんを作る気力がないのでカップラーメンと、先日作っておいたオクラのお浸しと、あとかろうじてゆで卵を作る。
ゆで卵の白身が苦手で進んで食べたくは無いんだけど、ジムに行って運動し始めてるからタンパク質を摂らなきゃならない。
鍋に水を張り、その中に卵を入れて水から一緒に沸かしていく。
沸騰したら火を止めて3分くらい待つと綺麗な半熟卵になる。昔からこれだけは失敗しない。
【21:20】
この時間になってくると、やっと身体が楽になってくる。頭も醒めてくる感じがする。いっぱい食べたし全然動けてないから今からジムに行ってこようかな。
最近全然おばあちゃんに会いに行けてなくて、その事に執着しそうになるんだけど毎日想ってはいるからそれで許して、と思いながら靴を履く。