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過去問のやり方を間違えない2


前回、過去問を解くやり方には2つの種類があることを書いてから結構な時間が経ちました。

【前回の記事→過去問のやり方を間違えない】
https://note.com/ohgakusha/n/nac52bf950e1d

さて、私達がやらせている「予行演習」という形での過去問の解き方にも、「ゆる中学受験」を目指す方向けのやり方があります。そもそも「難関校・超難関校は視野に入れない」「のびのびと過ごせる環境重視の学校選択」「中高6年でさらに伸びることを想定した進学」「親子で疲弊しない中学受験」を目指すのが「ゆる中学受験」ですから、過去問もただ早い時期からガシガシとやらせて、傾向を徹底分析して、類題演習で得点力を磨く…… というような「進学塾型」の解き方ではありません。

子どものやる気も削がず、前向きに過去問に向かわせる方法を、注意点も交えながらいくつかお話します。

本番さながらに過去問を解く

予行演習は冬。
私達は過去問を解く時期を問われると、埼玉・千葉は12月、都内は1月でいいと言っているくらいです。

ただ、その際、本番さながらに問題を解くことが「予行演習」型のキモになります。コレが仮に本番の入試であったら合格できるのか? まずはそこが出発点になるのですから、本番のように解くことが何より大事です。限りなく本番のような状況を作りましょう。

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