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人の体を治している治療ではトップ10%には入れない。

こんにちは、大榎です。タイトルにあるよに、以前は患者さんの辛い症状を一刻でも早く体を治す事が医療人としての使命と思っていました。


開業していない先生や、まだセミナーを多く受けている先生は【あたりまえやん】と思うと思います。


私も、技術を磨き、患者さんの症状を取る技術と勉強にたくさんの時間も費やして今の治療ベースを作ってきました。

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それ自体は悪くないですが、いずれ、ある壁に突き当たりますし、成長は頭打ちとなります。


私は10年間(一社)日本柔整外傷協会を運営し、セミナーは去年は30本行い、全国の接骨院を何千件と関わってきてわかった事は、90%の接骨院がここで止まっています。


残りトップ10%の接骨院は何をしているのか?

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ハワイ解剖2017年

日本柔整外傷協会所属の私の仲間で26院の先生は一院で売り上げ年億を超えているモンスター級の接骨院院長がいます。90%の院がはじき返される壁を突破しています。


では、壁を突破できる先生とできない先生は何が違うのか?



それは・・・・



人を診て人を治す対応をしているか、人をみず症状を治す対応をしているかの違いです。



先生の院の対応はどうですか?

来院のシュミレーションしてください。


患者様が来院しました。


◆患者さんの話をしっかり傾聴して、
◆痛みのある箇所を根拠に基づいて鑑別し
◆その対応、処置、施術を行う。


患者さんは痛みが取れたら、笑顔でお大事に。次回はいついつ来てくださいね、と来院指導もする


これのどこがダメなの?


ここの流れをずっとしている先生や全然疑問にも思わない先生は、
症状を見ているが、人は見ていないと言うことです。


【作業】と【仕事】


この流れは、医療では当たり前で、間違っては居ませんが
やっていることは「作業」に近いのでは?と感じます。


【先生が医師ならこれでもいい】

先生が医師ならこれがベストなやり方であり、一番効率的にリスクなく負担なく院を継続出来ていけます。


なぜか?


医師だからです。


医師は、絶対的な名前の信頼があり、絶対的な地位があり、病気のすべてが適応される医療保険が永久的に使用できるからです。


患者様も医師だから・・・の理由で通院してくれます。


最低限度の治療が補完される国民健康保険でこれ以外のことをすれば、時間もかかり、人件費もかかり、設備もかかるので、保険内で行う最低限度の治療においては非効率になります。


しかし、私たち柔整師は、絶対的な知名度もなく、地位もなくいです。


何より、医療保険で使える傷病・部位・期間は恐ろしく限られていますし、制限を受けます。


この医師と同じやり方では上手くいきません。


では、医師と違うアプローチで医師と同じように信頼して通院してくれたり、この接骨院でずっと治療してもらおうと思う決心する瞬間には、一番何が必要でしょうか?


心を動かす事

です。



先生は人の心を動かすことはどんな事なのか考えていますか?


通院すると心に決めた時は患者さんの”心が動いた”ときに
起こってきます。


上記の接骨院の一連の流れでは『心を動かす』ことはできず、痛みをとる施術という作業に没頭するあまり患者さんの気持ちがないがしろにされている場面が多くあります。


先生のやっていることが、

『痛いところを治せばOKでしょ?』
『技術を常にアップデートして最高の治療をし続ければいい』
『治せる技術があれば患者さんは来るだろう?』

この思考しかなければ、かなりの危険


ここに気づいていない先生や、痛みをとる事しか技術や手段がない先生は業績を上げつづけれるのは夢のまた夢。



患者さんは”悪い所を治してほしい”と思っているのではなく、

今の悩みを解決してほしい!と考えているからです。


この悩みを解決してくる意図をしっかり汲み取って、さらに

その悩みを解決できる手段や会社としてのサポートができるが『心を動かす』ポイントです。


症状を治すことではなく患者様の根本の意図をくみ取り、実行できるか。


人間は『心』と『体』と『環境』がうまく機能していないと健康に生活が出来ません。

◆体が元気でも心の病である鬱だと辛い、
◆心は元気でも体が病気であっても辛い、
◆心も体も回復したけど、住むことろが不便、食べていける環境もない、移動手段がない、頼る人が誰もいないと今後の生活は不安です。



体を治す以外にも、患者様は多くの悩みや不安がある



例えば、変形性膝関節症のアプローチで、膝の痛みをとる、インソールを作る、膝の筋肉をつける、膝の可動域を上げる・・・

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こんなことしかできなければ、症状『膝の痛み』しか見ていない先生です。


この方はどのように通院手段をしているのか?⇒デイ送迎サービスが適応

この方は医師対診して手術が可能な家庭環境なのか?⇒医師連携で対応

この方は10年後体に不安なく生活が送れているのか?⇒ケアマネ担当で対応

この方は医療保険・介護保険で適応できるのか?⇒介護申請、障がい者申請手続き代行

ご自宅の生活環境は段差や手すりは設置されているのか?⇒介護保険下住宅改修

理解度や認知度はしっかりしているのか?この方の意思決定するキーパーソンはだれなのか?⇒ケアマネ担当

この方が将来動けなくなったらどうするのか?⇒訪問リハビリ・入所施設移行対応


この方の体を治すことももちろん大切ですが、この方が抱えている悩みをすべて汲み取り、対応できる院であれば、心も動き、【ここの院で決めた】と安心してこの院に任せてくれます。


体も治せて、心から安心して任せてくれ、環境も整えてあげる仕事

が出来ればどれだけの方が救われるか。



患者さんのすべての悩みを解決する事が、壁を突破できる唯一の道であり、今後何十年も時代に左右されずに継続発展できる会社の在り方です。


その方の悩みをすべて汲み取り個別に対応をすることが、根本解決に繋がります。


症状を治すのではなく、“悩み”を解決する!

このことが患者様の心に響き、実行できていけば、会社を大きく出来て業績を伸ばせていけると思います。


痛みをとる施術に一時的には満足はできても、その方の根本的な悩みやニーズに対応できなければ、この方とは一生涯関われることはないです。


接骨院は体を治すだけの施設だけが終着点と考えるならば、今後は30年多くの健康産業と競合して勝ち残りつづける事を一生涯しないとだめになります。


接骨院だけもちろんやり切ってもいいですが、圧倒的な武器が必要となります。

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圧倒的な武器とは・・・

全国的に有名になる技術力
圧倒的な資金力と発信力
圧倒的な実績と地域知名度

これを持ち続ければ、接骨院だけでも繁栄し続けれますが、一つでも一つでも欠けるなら、一生涯トップ選手で走り続ける事はまず不可能。


私も一時はここを目指して、圧倒的な技術力・発信力・資金力・実績・知名度を保ってきたつもりですが、もう全力で走るのはしんどいです。


何より、私も当初はここを目指してきましたが、自分の救える事があまりにも小さい事に気づき、【人の困りごとは症状の改善できない】事が分かったから。

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私が目指した接骨院の形がこの記事で書いてあります⇩⇩



今までの接骨院や日本の閉鎖的な文化ならいいでしょうが、時代が変わっていることに変化している環境に目を向けないと、時代に取り残されていきますので私は多様になニーズに答えられる多角的な経営を目指す様になりました。


結論

億越えの院長は、症状を治すだけの接骨院は作っていない。患者様の悩みをすべて解決できる再現性ある手段を持っている。

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そして最後に・・・億越え先生の共通は・・・全員本物の柔整スキルと医学知識をもっており、なんちゃって柔整師は一人もいない。

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本物の柔整師の登竜門はこちらで⇩⇩

https://www.jjta.jp/join.html


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