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1月が終わる

多くの人にとって、好きな季節とか気候みたいなものがあると思う。そこまで限定的でなくとも、夏と冬のどちらが好きか、などは多くの場面で耳にする世間話ではないだろうか。実際に好きな理由は様々だろうが、「自分が生まれた季節が好きな人は多い」という話もまた昔からよく聞く話だ。これには特に根拠も証拠も無いのだろうが、少なくとも1月生まれの私は1月が好きだ。正月が好きだし冬が好きだ。

そんな1月が終わってしまう。そして終わってしまう日なのに寝てばかりいた。私にとっては2月以降が消化試合のようなものなのに、大切な1月最終日のうち半分は不戦敗だ。「一年の計は元旦にあり」と言うが、今年の元旦(元日の午前中)も寝ていた。何かを始めようとしていた1月は、何を始めるでもなく淡々と過ぎ去った。それもこれもコロナのせいだとか緊急事態宣言が悪いとか言いたいところだが、大体自分のせいだ。

反省すべき事柄の多くは自分のせいだし、自分のせいだから反省するのだ。

だから今年は反省の1年だ。私の半生は反省に満ちている。
つまり反省こそ我が一念だ。

おわりに

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急にコーヒーブームが到来し、徐々に道具を揃えつつある妻が夜更けにコーヒーを淹れてくれた。淹れてくれた事実も去ることながら、こんな時代に(私が投げ出しているせいで)子育てに追われながらも小さな楽しみを見出している妻の姿が何より嬉しい。

私は違いのわかる男ではないので、正直言って味の違いなど大してわかっちゃいない。口にできるかできないかだ。

味なんていうものは、誰がどんなときに何を作ったのかによって大きく左右されるのだと思う。だから私はいつも感想を明言しないのだ。ズルいと言われようが何だろうが、そうなのだ。

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さて、ちょうど九州の知り合いから素敵なお菓子が届いたところだ。夫婦でコッソリ深夜のお茶会をしよう。

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