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団地×地域活性その③(家賃)

今日は団地がもたらす地域活性という視点の中でも、経済面に着目をして暮らす上で欠かせない家賃について書きたいと思います。

昔、各家庭における収入の中で食事に関する費用をまとめて「エンゲル係数」という指標で生活の質の向上を測っていました。
食べるという人の生き死にに関わるコスト割合があまりにも高いと他にお金が回せないということで、いかに安くて美味しい食材、食事を提供できるか?と言った観点で活用もされてました。

時は変わり、現在。
私はこれからの社会を考えると、家賃を含む家に関するコストをもっと下げつつ、生活の質を落とさず暮らす選択肢が必要だと考えています。

そこに登場するのが「団地」だと思っています。

年収における家賃相場という視点で調べると、20%以内に抑えましょう、とほとんどのメディアに載っていますが、これは結構高いなと…

私自身団地の仕事に関わっていて思うのは、家の性能はもちろん、環境を含めて素晴らしいところでも、古いというだけで驚くほど安い金額で取引されていることです。

団地で生活すれば家にお金をかけることなく、かと言って不便を感じることなく、他の旅行や勉強、子供のためのお金に使えるなー、もっとそういう暮らしがあることを知ってほしいなと思うことが多々あります。

以前不動産業界の人は新築住宅を買っているのか?ということを調べると、多くの人が良好な中古住宅を買っているというのを知って驚いたことがあるのですが、多分そういうことなのかなと思っています。

このように書くと新築派か中古派かという二元論になってしまうのですが、私は片一方を否定したいのではなく、生活に合わせて選択肢が提示され、実は家のプロは…という話ではなく、良い情報が伝わればいいなと思っています。

具体的にご紹介したい団地も多々あります。
福岡県宗像市日の里団地
神奈川県横浜市洋光台団地
東京都調布市神代団地
千葉県千葉市花見川団地 などなど
他にもたくさんあるのでまたご紹介したいと思います。

都心に遠いと逆に交通費かかるという議論もありますが、リモートも定着してきた今だからこその選択肢とも言えますね。

地域との繋がりを団地全体で作っていこうという流れがあるのも追い風かなと。

生活インフラが整っていて、家賃を低く抑え質の高い生活が送れる団地は、地域経済という視点でも貢献度が大きいのではないかと思っています。

今日も最後までお読み下さりありがとうございました😊

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