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置きポエムの応募作品21〜25記事ご紹介

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受付(ポエム、どどいつ)

しめきりは2023年11月末です。


置きポエムの応募作品ご紹介21〜25記事です。

置きポエム・どどいつ展の企画で、ポツポツと繋がりを楽しめたらいいな、と思っています。


そこで、5記事ご参加いただいたごとに、まとめます。記事のはじめとおわりの、

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にて、順ぐりに見て回れます。

また、どどいつ展の方もリンクを貼ってあるので、のぞいてみてくださいね!


おしらせ

●チラシですよー。

よろしくね!


。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。


それでは、置きポエムへの応募作品のご紹介です!

ご参加どうもありがとうございます♪




25.

プラム さま


「希望」

やられたら
やりかえすのは
子供だけ

大人になれば
ハジを知るんだ

なのに
世界中は
混乱している

いったい
いつになれば
わかるんだろうか

混乱しているうちに
  
誰もいなくなり 
          
地球はサビレテ

忘れ去られてしまうだろうと言うことを

ゆりかもめからの風景





24.

立山 剣 さま


「影絵あそび」―詩―
壁に写す 影絵の子うさぎ
耳のひとつは 坊やの小指
ピィー ピー鳴いて 
お母さん 呼んでる

「せっせっせ」の 数え歌
雨だれのように 続きます
坊やは いつも 負けばかり
やがて 目尻に涙 ポツン

千代紙で折った 奴さん
すこし 威張って 寝ています
ジイジに どこか 似てるよな・・

どんぐり独楽を 回します
ヨロヨロしながら 踊ります
お酒を 沢山飲んだ日の
父さんの 歩く姿を 見てるよう

窓の外の小雪は まだ 止みません

雪は 風さんの息が 
凍って ふるのかな・・・

坊やの作った 雪だるまは
白い綿帽子を 被り 
駄菓子屋の 小太りのおばあちゃん
そっくりになりました

🐱🐱🐱🐱




23.

wsd983320987 さま

夜行

夜来る列車 こわごわと
夢見るように 座席につく
「ああ夢だ」
自覚して旅を楽しむ

いつか覚める 自覚する現実
生き様なんて 気にしない
「ただ生きたい」
そんな夢を楽しむ

暗い夜行列車 隣には誰もいない
さみしさを感じない いびつ
「一人旅を望んだ」
嘘を嘘と認識すれば 真実




22.

moe さま

歩きだそう

なんだろね
あなたに会うと
こころ寒い日にも
なぜか夢ひとつ
手に握ってた

なんだろね
弱っちい自分が
生きてていいんだよって
肩を抱かれてるような
心地よさ
すーっとこころ澄んでいく

大丈夫
あなたの居場所はここだよ
あなたが必要だから ここに居て
そう言ってぎゅっと抱いてくれたっけ

胸の奥に明かりを灯そう
笑ってよ

その言葉が 雫のように染み入って
こころを潤すから そっと
差し出した 希望ひとつ

そっと温めてた

庭のパンジーが風に揺れてるよ
あなたがくれた花

よく ここまで生きて来たね

そう言って むらさきのはなびらが
今日も風に揺れてる。




21.

さち さま


海の底にあるおはなし

それは

遠く海の

海の底にある

ずっと

繋げなかった

壊れたままの

貝のネックレス

いつのまにか
また 繋がって

遠く海の

底でつぶやく

ここにいるよ



生まれたときの

あのひかりを

あなたにあげる

輝いてたね

明け方のそらのいろ

なにも知らなかったから

怖い物などなかったんだ

いろんなこと

下手だったけど
懸命に走ってた

追いつけなかっただけ

先にある手を繋げなくて

ほんとは

あのとき
ぎゅっと肩を抱いてれば

ぬくもりを伝えられた

あなたは言うけど

思えば

桜色のあなたのこころ

言いたくて言えなかった

あの日のことばのひとつひとつ

胸の奥にあるから

もう
いいよ

思いがけず出会った明けの

月の輝きに驚くあなた

みんな

みんな

あなたにあげる

聴いてる?

海の底から
聴こえる

ぽわーん
ぽわーんと

ずっと
ずっと

コン・アフェット





。 。ー。 。ー。 。 。 。ー。


どうもありがとうございます!



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どどいつ展の方ものぞいてみてくださいね!


受付はこちらです。

しめきりは11月末です。


ありがとうございます!



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