待ち時間は、ただ待つだけ
ここ数ヶ月、生活リズムが不規則になりやすく、じぶんにとっての過ごしやすいリズムについて、いろいろとお試し中。
小さく実験的に、いまある暮らしにちょっとずつ変化をつけて、ひとり時間を楽しんでいる。
そのひとつに、くつろぎの時間として、
お茶を淹れる時間を、大事にしている。
これといってなにか特別な作法はなく、
ただ、あたたかいお茶を淹れて飲むだけ。
夜にお茶の時間をつくることもあれば、
休みの日の日中や朝にとることもある。
さくっと、仕事の合間にも。
家では極力、何かのついでや他の家事をしながらではなく、純粋にお茶を淹れる時間をとる。
お湯を沸かし、茶葉を選び、ぶくぶくと水が沸騰するまで、鍋の前でただ待つ。
じんわり湯出して、飲みやすいあたたかさに近づくまでぽーっとして、また待つ。
書きながら思う、待てるって贅沢だなあ。
とくに夜は、日中に煮詰まった考えや見え方も、すこしゆるやかになれる気がして。
気の赴くままに淹れている。
夜は一度にたくさんは飲めないから、余ったら翌日の一杯目になってもらう。
…と書きながら、暮らしを整えることが好きだとあらためて感じ、いい気分を味わえている。
随分と風が心地よくなってきたし、
そろそろ水筒にお茶を淹れて、散歩に出かけよう。
写真は初夏の残像(昨年のだけど)。
川の流れを眺めるのが好きだ。
明日から遅めの夏休み。
ゆったりとした時間を過ごそう
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