見出し画像

【水と風の流れを意識した庭づくりと古民家再生】 落ちた床の改修に取りかかりました

7月より、いよいよ落ちていた床の改修に入っています!

8月9月はシロアリに食われていた木を撤去したり、近所の方の倉庫から大引きの代わりになりそうな材を再利用し、新たに大引きや束を作り、根太と合板を打ちました。
一緒に改修を行なっている方の山の檜の木をフローリング材にする予定で、山で切った木材を自分たちで製材し作っています。

寒い地域なので、ただフローリングを引くだけだと心許ないなと思い、
薪ストーブで温まったお湯を床下に流し循環するタイプの床暖房を入れようと思っています!
薪はおそらく手に入る地域なので、冬も暖かく過ごせる家になるんじゃないだろうか…。(そうであってほしい)

・・・

このnoteは、人と自然の関わり方を捉えなすことを目的に活動する「おでかけスコープ」と、複雑でまだ理解されていない活動にそっと光を灯す、合同会社逍遥学派が運営する「暮らせるアトリエ みみみみみ」で環境を観察し、実際に自分たちで手を加えながら、その変化などを記録していけたらと思っています。


場所、周辺環境やなぜ溝の観察について始めたのか?
については下記のnoteをご覧ください。

・・・

今回のnoteで触れているところ


雑多ですが、7月からぼちぼちやってきたことを振り返ります。

まずは落ちた床(シロアリに食われてしまった)を片付ける
落ちた床の一部はミニマム版ヒューゲルカルチャーにしてもらいました。(滞在してくれた人たちがやってくれた)

キクイ虫とシロアリに食われた木


盛った部分が沈んでいくらしい…


ヒューゲルカルチャーについてのnote


まだ使えそうな木を使って大引きなどを作る
大引きや根太になりそうな木を他のお家の方の倉庫から運び出して、入れ替えを行いました!
家の中心部分がすっぽり空いた光景はなかなか見ることがないので、不思議な気持ちになります。

高さを合わせる合わせるために端材を積み木のように重ねる


そこにあった木は、スギだったりヒノキだったりばらばらです!
年輪と香りで区別できるようになりました。
栗?桜?の木は硬くて丈夫だけど切りにくく、スギが使われている理由がよくわかります。

どうしても足りない部分(根太や合板)はホームセンターで国産材を購入。まっすぐな木は加工しやすくてすごい…

薪ストーブと温水を通すためのホースと断熱材を設置
冬がかなり寒い地域ということと、古民家なので隙間があちらこちらにあるため、石油ストーブだと埒があかないだろうということで、
思い切って薪ストーブを設置することにしました!
といってもそれだけだと、6畳強+8畳強のスペース全てを温める力はないので、床暖房も忍ばせることにしました。
ストーブを温めたお湯をポンプを使い循環させます。

購入したサイト(youtubeでオフグリットな古民家暮らしを発信し、バイオトイレなども開発もされている)によると床の温度は35°以上(その時は断熱材の上に直接カーペットをひいての温度)になるとのことで、15mmのフローリング材をひくので少なくとも底冷えはしにくいのかな〜と思っています。

薪ストーブを思い切って床間に設置する予定


ホースが絡まらないように2人がかりで入れていきます


100mの硬いホースを溝に入れていきます


敷居も山から取ってきて加工したお手製


現在はこの上に、古民家改修を行なっている地域である広島県三次市甲奴町から切り出してきた檜をフローリング材にして敷いていく予定です。

ちょっとだけ木を切り倒し運ぶところにお邪魔させて頂いたのですが、かなり急斜面で過酷な場所(急すぎてみているだけ)でした。
ですが、みてきた山の中(そんなにたくさん行ったわけじゃないけど)で限りなく「自然」に近いような、そんな心地よい緑と、そよそよと流れる小さな水流がありました。

間伐をすることで、地面にも陽が入るので下草も程よく生えてくるのでそういった「緑」を感じられる心地よさがあったのかもしれません。

この山から檜をいただきました


温水薪ストーブについては下記をどうぞ


その他のその後…

水気の多い裏庭に野菜を植えてみたけど…
裏庭の畑は山から流れてくる水が溜まる場所になっていたので、野菜を植えたら育つのでは?と思い試しに植えていたのですが…栄養がないからかあまり活躍せず、大豆だけは小さいけどちゃんとなってました。

こんなところでよく育ったな


ナスはやはりお亡くなりに


裏庭の花壇を少し剪定
裏庭の花壇には、ここにもか!という感じでアカメガシワが「ここに生えてますが何か問題でも…?」と言わんばかりに堂々と鎮座し、そこへ上の段から伸びてくるツタ系の厄介な植物が絡まり、あまり関わりたくない状態です。(今もチラ見だけする日々)

すごいもりもりしてます(左側)


ちょっとやけくそになった時に、右側だけ手を加えてみたのですが、結果的には所狭しと絡まっていた蜘蛛の巣がちょっと減った気がします。(あくまで気持ちですが)

こっちももりもり(右側)


石とか置いちゃってさ…


環境改善の参考にさせていただいている「大地の再生」実践マニュアルには、コンクリートに固められ、さらにそこに石などが乗ることで土圧がかかり、植物たちがそれに負けじと繁茂するとのこと。


確かに花壇はかなり暴走気味なので、
ちょっとずつ、植物たちが自分で枯れ枝を落として風が通るように、隙間が空いているところを点々と切っていきました。

わかりづらいけど、隙間を開けた後


こちらは結果が出るのに時間もかかりそうなので、また時間をおいて記録できたらと思っています!

他にも、引き続き風の草刈りでイネ科の植物と我慢比べをする日々で、
時に裏庭のイネ科による侵略具合はすごいので、簡易的な点穴を掘って様子を見ています。

・・・

みみみみみでの活動については、下記のInstagramからご覧いただけます!
ご興味がある方はぜひ、フォローお願いします!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?