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自称フェミらが「表現の自由戦士はマンガやアニメの時しか声を挙げない」と主張する本当の理由

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赤松健の出馬表明を受けて発狂するひとびと

つい数日前の話になるが、漫画家であり、何年も前から著作権問題や表現の自由に関する政治的な活動を行ってきた赤松健氏が、自民党からの参院選出馬を表明した。

そしてつい先日、正式に自民党の公認候補になったことを報告。

こうした流れを受けて、現在ツイッター上を中心に、赤松氏を応援する声と、逆に赤松氏を罵倒するような声とが挙がっている。

前者はともかくとして、後者で特に多いのは、山田太郎議員のアンチがそのまま赤松アンチになっているという構図。そこには与党vs野党といった党派性がすべてのヤツや、マンガやアニメを目の敵にするフェミ系アカウント、または「オタクを憎むオタク」という昔を知るひとにしか直感的に理解できないであろう人種もいる。

このまとめのように、中には同業者がよく分からない誹謗中傷を始めたなんて光景も見られ、これなどは動機がイマイチ分からない。マンガ家ならば、これまでの赤松氏の活動には感謝こそすれ非難する理由がないし、考えられるとしたら嫉妬の類だろうか。

こうした赤松叩きの声の中で、特に気になった "切り口" があった。

表現の自由戦士はマンガやアニメしか守ろうとしない?

何年も前から特定の属性を持つ連中が好んで使う主張であり、上の漫画家氏による赤松叩きにも見られるのだが、ここ数日の「表現の自由戦士(※)叩き」で再燃した形になっているのが、「赤松や山田を支持する表現の自由戦士はマンガやアニメが攻撃された時しか声を挙げない」といったものだ。

※表現の自由戦士
リベラル・フェミといった界隈が、敵対する人々に向けて発する蔑称/造語。「自分達の意見に対して表現の自由を理由に歯向かうヤツら」といった意味合い……だと思う。

確かに、一部にはマンガやアニメを庇う時にしか表現の自由を持ち出さず、むしろ反対意見を唱える者達の表現の自由を否定するような言動をするヤツを見かけた事はある。

だが、少なくとも私のツイッターのTLでは、そうした「反対側のバカ」は少数派であり、大体の人間は「表現の自由の何たるか」の最低限の知識と理性を持っている。

手前味噌で申し訳ないが、「表現の自由ってなあに?」という根本の部分については、当noteに書いたこの記事をお読みいただきたい。

私は、ここに書かれている内容が理解できないヤツとは友達にはなれないなと思うし、たとえ「マンガ・アニメ擁護」などで表面上の意見が一致していたとしても、ここを理解しない人間がいたら批判する。

表現の自由とは、決して「自分に都合の良い情報だけを垂れ流し、反対意見を封じ込めるためのもの」ではない。むしろその逆だ。耳が痛い意見だろうと、都合の悪い情報だろうと、すべての意見・主張・表現・創作を認めるというのが基本中の基本である。

仮にそうしたものが誹謗中傷だ、ヘイトスピーチだ、名誉毀損だといった何らかの理由で法に触れていたとしたら、その都度裁けばいいだけであって、誰かが勝手な裁量で「口を封じる」「無かった事にする」なんて選択肢を選んでいいなんて話ではない。

これが分からず単なるチンピラ、テロ集団、カルト狂信者と化したのが、悪名高きしばき隊のアホ共である。

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