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女房と2人で久々に酒場呑み(小松/錦糸町/酒場)

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思えば板橋区で女房と同棲していた頃は、稼いだ金の殆どが酒と肴に消えるという明日なき生き方をしていた。

ところが近頃は子供がいるせいでほぼ毎日家飯。台所当番はボク。なんて健康的な生活なんでございましょう。

だがしかし、そういう生活が続けば続くほど、小さなチャンスを最大限に活かそうと虎視眈々と機会を伺うようにもなる訳で。

そんなある日、息子がスポーツの試合に参加するため半日いないという絶好のシチュエーションが!ががが!

そんなスペシャルな日だというのに、我々夫婦が選んだ店はここ。錦糸町駅から徒歩2分ほど、京葉道路沿いのアーケード通りにある酒場。

実はここ、錦糸町の関所みたいな良い店なんだけど、例えば同じ錦糸町の人気酒場の三四郎なんかと比べると絶妙にハードルが高い。三四郎もそこまでハードルの低い店ではないのだが、それと比較してもまだ小松の方が慣れるのにコツが必要なのである。


ところが下町酒場に慣れ親しんでいる我々にとって、この店くらいのハードルはないに等しいわけで。

いかにもなボロっちい机に座るなり、ホールのオッチャンが何も言わずにポンと灰皿を投げ置いて行くところがたまらない。いいよいいよ~。

この愛想もへったくれもないオッチャンの存在を受け入れられるかどうかが、ここで楽しめるかどうかの分水嶺である。ダメだと思ったら文句を言わず、店内の空気を汚さす、すぐに店を出た方がいい(これが下町酒場の鉄の掟なので覚えておくべき)。


この店はクラシカルな酒場によくあるコの字カウンターで、常連客はだいたいホッピーやサッポロの赤星(サッポロラガー)なんかを呑みながら楽しんでおられる。

おつまみはどれも酒場としては普通の価格帯なのだが、基本的にここは盛りが良いので、想像の2割増くらいで考えておいた方がいい。いきなりあれこれ頼むと食い切れない可能性がある。

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