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「まともな形のインクルーシブ教育」って実現可能なんだろうか……?


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本日はインクルーシブ教育についてのお話

X(旧ツイッター)のTLに、インクルーシブ教育に関する話題が流れていた。

私も今や人の親なので単語の意味は分かったが、全く知らんという方もおられるはずなので、参考としてNHKの記事を貼り付けておく。ちなみに、この記事を選んだ事には理由があるのだが、それは後述いたす。

これによると、インクルーシブ教育とは

インクルーシブ教育とは、多様な子どもたちが地域の学校に通うことを保障するために、教育を改革するプロセスであると定義しています。
国籍や人種、宗教、性差、経済状況、障害のあるなしにかかわらず、全ての子どもたちが対象です。

との事なのだが、ぶっちゃけてしまうと最も揉める点は宗教や人種ではなく、「障害児を普通学級に受け入れねばならない」という事だ。

インクルーシブ教育自体は実は何年も前からあちこちで試験的に行われていたのだが、正直その学校ごとに何をやるかバラバラのようで、上手にやれている場所もあれば、最悪なケースも伝え聞く。

私がTLで見かけたのは最悪なケースの方で、発信者いわく↓↓↓とのこと。

インクルーシブ教育でも、断れない子に「お世話係」を押し付けるだけの学校があるようです。押し付けられたまじめな子が疲弊するパターンが結構問題になってます。 「お世話係 障害児」で検索するとでてきます。

※ちょっとセンシティブな内容なので、発言者が誰かなどはボカします

さっそく「お世話係 障害児」で検索してみると、地獄絵図のような話が出るわ出るわ(各自ググルよろし)。

ただこれらはお世話係に任命されてしまった子供の親による主張が多いため、多少の偏りがあるであろう点は先に申し上げておく。

ようは教師もインクルーシブの名のもとに受け入れた障害児を持て余してしまって、"お世話係" と称してクラスの子供にその障害児のお世話をさせるのだとか。

親御さんの言い分の中には「ウチの子が限界になって先生に相談しても、お前が悪い、差別はダメだと言われるだけだったと泣いてます」なんて酷すぎるものもあり、これはインクルーシブとは呼ばんだろうと。

結果として、子供が犠牲になっているだけで、「誰も受け入れる事が出来ていない」じゃないか。「誰もが」という言葉の意味を履き違えてしまっていて、誰もが得をしなければいいとか、誰もが酷い目に遭えば平等といった、キ◯ガイじみた話になってしまっているようだ。

なんというか、こういう暴論気味の話ってリベラル界隈に多すぎるよねえ。平等とか公平ってそういう事じゃないだろうに。

で、ここで先ほどのNHKの記事を読み直してみて欲しいのだけれども、こうした「お世話係を押し付けられて壊れた子供」なんて話が全く出て来ないのである。

これこそ「インクルーシブ教育がまだまだ日本には早すぎる証明」だと言えよう。こんな酷い問題点があるなら、何より大きく報じないとダメに決まってるだろうに。それを隠してどうする。


ボカしにボカしまくって実例を挙げるよ

子を持つ親として、ここから先の話は書き方を間違えると非常に危ないため、ボカして捻じ曲げて何が何だか分からない形にしてお話いたす。

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