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キミはぎょうざの満洲が経営する温泉ホテルを知っているか!?(東明館/老神温泉)

・群馬プチ旅行シリーズ
『東明館/老神温泉』
https://note.com/oharan/n/n78bd9c5e5de6
『富岡編(こんにゃくパーク・県立博物館)』
https://note.com/oharan/n/n95007f1fcd79
『沼田編(道の駅巡り)』
https://note.com/oharan/n/n0803b9e084c1


……と、昭和の時代の少年漫画のようなタイトルにしてみたが深い意味はない。

昨年のことなのだが、昔から一度でいいから行きたい行きたいと願ってやまなかった群馬県の温泉宿に、何年越しかの念願叶って遂に泊まることが出来たのだ。

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それがこちら、ぎょうざの満州が経営していることで有名な、老神温泉の東明館さんである。

老神温泉は昭和初期の頃に大人気だったという古い温泉地で、泉質の良さに定評がある。沼田のすぐ東に位置しており、東京からでも意外と行きやすいのだが、近頃はあまり混雑していないようなので穴場だと思う。
ただし栄えた温泉地ではなく、山の中の温泉集落といった趣きなので、コンビニや飲食店はない。そこだけ注意。


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この東明館さんの何が素晴らしいって、受付のすぐ隣が普通に中華屋として営業中の満州っていう。実はこのホテルの食堂はここしかなく、宿泊客はいやおうなしに夕食も朝食も満州を利用するしかないのである。

だがそれがいい。

考えてもみて欲しい、貴方がたは温泉ホテルの料理に不満を感じたことはないだろうか。たいしてナニがアレなのに料金ばかり調子こきやがってとか、温泉入って気持ち良くなったんだから、もっと気楽に安酒が呑みたいとか。

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その願いを叶えてくれるのが、この「温泉出たらすぐ満州」システムなのである。通常の満州価格なので、財布を気にせずウーロンハイやレモンサワーをがぶ飲み出来るのだ。

なおかつ、この宿はお湯がとても良い。シンプルな内湯と露天しかないのだが、泉質の良さといい温度といい素晴らしかった。
そんなステキな温泉で長風呂してヘロヘロになったところで満州の餃子と生ビールが待っているだなんて、どんだけ夢の国なんだろう。

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どうでもいい話だが、息子に着せた3割うまい館内着が超かわええ。
思わず買いたくなった。

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酒メニューと同様、お料理メニューも普通の満州価格。しかも、エビチリなど通常の満州にはない料理もグランドメニューに入っている。

↑メニューの比較はこちらをどうぞ。


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