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日暮里の持ち帰り寿司……に見せかけた呑兵衛魂に火を付ける名居酒屋!(たらく/日暮里/居酒屋・持ち帰り寿司)
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久々に息子を連れて日暮里の斉藤湯を訪れた。斉藤湯は今流行りの "リノベーション系" や "デザイナーズ系" と呼ばれる銭湯ブームの走りとも言える名銭湯のひとつ。
2015年に創業80周年を期に大改装をし、露天風呂や炭酸泉を備えた "イマドキ" の銭湯となって大評判を呼んだ。
一時期はいつ行っても超混雑が当たり前だったのだが、お隣の鶯谷の萩の湯も大改装して以降(2017年)は、うまい具合に客を分け合ってくれるようになり、今では時間を選べばのんびり快適に過ごせるようになった。
ちなみにこの斉藤湯にはぬる湯の炭酸泉があり、パンツトレーニングが済んだばかりの息子を連れてしょっちゅう入りに来ていたのを思い出す。
と、このまま「斉藤湯とわたし」というテーマで記事を終えてしまいそうだが、今回ご紹介したい物件は斉藤湯ではない。いまさら言うが初手から脱線してしまった。
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今日の主役はその斉藤湯のお隣にある『たらく』というお店である。
パっと見では持ち帰り系の寿司屋のように見える……というかそうとしか思えないのだが、実はここ、居酒屋としても営業しているのだ。
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一応、入口すぐのレジにはこのように持ち帰りメニューのサンプルが列んでおり、どれもリーズナブルな下町価格なのだが……
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その奥にはうなぎの寝床のように細長くテーブル席があり、壁は一面この有り様(褒めてます)。
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お酒も料理も値段はピンキリで、ちょっと割高な物から、妙にお得な物まで混在している。
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とりあえず最もお値打ちなチューハイ(380円)を頼んでみたところ、ジョッキに焼酎濃いめ、量たっぷり目と家系ラーメンの注文方法かのような一杯が到着。
ここは額面はちょっと高めでも、頼んでみると量モリモリみたいなタイプなんだろうか。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。